フリュー<6238>は、本日8月13日、2021年3月期の連結業績予想を下方修正し、売上高240億円(前回予想270億円)、営業利益15億円(同20億円)、経常利益15億円(同20億円)、最終利益10億円(同13億5000万円)とし、それぞれ引き下げた。
従来予想からの修正率は、売上高が11.1%減、営業利益が25.0%減、経常利益が25.0%減、最終利益が25.9%減となった。プリントシールとコンテンツ・メディア、ゲーム関連の売上高見通しを引き下げたことが影響したという。
(プリントシール)
新型コロナウイルス感染症の影響による市場環境の悪化に伴い、プリントシール機本体の出荷数のうち、販売(売り切り)を減らし、レンタル方式を増やすよう比率を見直した。また、総プレイ回数では、直近の動向を踏まえて、年間約3000万回(前回予想比 約80%、前年同期比 約65%)に前提を引き下げた。これらにより、プリントシール機本体の売上高及びシール紙の売上高が減少する見通し。
(コンテンツ・メディア)
カラーコンタクトレンズ販売及び運用型広告事業を含む新規事業の通期売上高の見通しを引き下げた。2021年3月末のピクトリンク有料会員数については、直近のプレイ回数の動向を反映し、約141万人(前回予想比 約7万人減、前年同期比 約22万人減)の予想とした。
(キャラクタ MD)
新型コロナウイルス感染症の影響により、アミューズメント施設の市場環境は厳しいものの、同社のクレーンゲーム景品における受注堅調を反映して、通期売上高の見通しを引き上げた。
(ゲーム)
新型コロナウイルス感染症の影響により、家庭用ゲームソフトの新作タイトル1作品の開発に遅れが生じ、発売予定日を来期に変更したため、通期売上高の見通しを引き下げた。
同時に発表した第1四半期の決算は、売上高43億9000万円、営業利益1億4500万円、経常利益1億4000万円、最終利益9400万円となった(今回から単体の決算となるため、前年同期との比較はなし)。
セグメント別の経営成績は、次のとおりである。
(プリントシール事業)
売上高5億2500万円、営業損失6億0800万円となった。
日本国内における緊急事態宣言が発令され、アミューズメント施設の臨時休業が発生し、市場環境が急速に悪化した。通常毎年6月にプリントシール機の新機種を発売しているが、当期の新機種「CAOLABO(かおラボ)」の販売計画については、市場環境を考慮し、2020年7月以降に移行したため、プリントシール機の販売台数が前年同期比で減少した。
プレイ回数の動向については、2020年4月及び5月の前年同月比が、それぞれ11.0%(89.0%減)、13.8%(86.2%減)と非常に厳しい状況が続いていたものの、6月は73.3%(26.7%減)と回復した。以上から、第1四半期累計期間のプレイ回数は344万回(前第1四半期累計期間は1124万回)となった。
(コンテンツ・メディア事業)
売上高19億9700万円、営業利益8億7000万円となった。
プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の有料会員数が、プレイ回数の動向を受け、2020年5月末まで前月比で減少していたが、その後増加に転じ、2020年6月末においては150万人(前年同期は162万人)となった。
カラーコンタクトレンズの販売については、2020年6月に自社オリジナルブランド商品の「BELLSiQUE(ベルシーク)」を発売した。一方で、日本国内における緊急事態宣言に伴う施設の休業や外出の自粛等の影響を受け、売上高が前年同期比で減少した。
また、運用型広告事業を中心として、若年女性層の顧客基盤を活かした新規事業開発に取り組んだ。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
売上高14億3500万円、営業利益2億2900万円となった。キャラクタ・マーチャンダイジング事業では、アミューズメント施設の臨時休業により市場環境が悪化したものの、人気漫画作品等の多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行い、クレーンゲーム景品及び高価格帯ホビー商品の販売は堅調に推移した。
(ゲーム事業)
売上高4億3200万円、営業利益1700万円となった。
家庭用ゲームソフト事業については、新作タイトルの開発及び旧作品の販売に取り組んだ。ゲームアプリ事業においては、既存の恋愛シミュレーションゲームの売上が堅調に推移した。
アニメ事業においては、TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズのショートアニメ「へやキャン△」のビデオグラムを2020年5月に発売した。また、「ゆるキャン△」第2シーズンや映画の放映に向けた企画やプロモーションに取り組んだ。
従来予想からの修正率は、売上高が11.1%減、営業利益が25.0%減、経常利益が25.0%減、最終利益が25.9%減となった。プリントシールとコンテンツ・メディア、ゲーム関連の売上高見通しを引き下げたことが影響したという。
(プリントシール)
新型コロナウイルス感染症の影響による市場環境の悪化に伴い、プリントシール機本体の出荷数のうち、販売(売り切り)を減らし、レンタル方式を増やすよう比率を見直した。また、総プレイ回数では、直近の動向を踏まえて、年間約3000万回(前回予想比 約80%、前年同期比 約65%)に前提を引き下げた。これらにより、プリントシール機本体の売上高及びシール紙の売上高が減少する見通し。
(コンテンツ・メディア)
カラーコンタクトレンズ販売及び運用型広告事業を含む新規事業の通期売上高の見通しを引き下げた。2021年3月末のピクトリンク有料会員数については、直近のプレイ回数の動向を反映し、約141万人(前回予想比 約7万人減、前年同期比 約22万人減)の予想とした。
(キャラクタ MD)
新型コロナウイルス感染症の影響により、アミューズメント施設の市場環境は厳しいものの、同社のクレーンゲーム景品における受注堅調を反映して、通期売上高の見通しを引き上げた。
(ゲーム)
新型コロナウイルス感染症の影響により、家庭用ゲームソフトの新作タイトル1作品の開発に遅れが生じ、発売予定日を来期に変更したため、通期売上高の見通しを引き下げた。
■第1四半期決算
同時に発表した第1四半期の決算は、売上高43億9000万円、営業利益1億4500万円、経常利益1億4000万円、最終利益9400万円となった(今回から単体の決算となるため、前年同期との比較はなし)。
セグメント別の経営成績は、次のとおりである。
(プリントシール事業)
売上高5億2500万円、営業損失6億0800万円となった。
日本国内における緊急事態宣言が発令され、アミューズメント施設の臨時休業が発生し、市場環境が急速に悪化した。通常毎年6月にプリントシール機の新機種を発売しているが、当期の新機種「CAOLABO(かおラボ)」の販売計画については、市場環境を考慮し、2020年7月以降に移行したため、プリントシール機の販売台数が前年同期比で減少した。
プレイ回数の動向については、2020年4月及び5月の前年同月比が、それぞれ11.0%(89.0%減)、13.8%(86.2%減)と非常に厳しい状況が続いていたものの、6月は73.3%(26.7%減)と回復した。以上から、第1四半期累計期間のプレイ回数は344万回(前第1四半期累計期間は1124万回)となった。
(コンテンツ・メディア事業)
売上高19億9700万円、営業利益8億7000万円となった。
プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の有料会員数が、プレイ回数の動向を受け、2020年5月末まで前月比で減少していたが、その後増加に転じ、2020年6月末においては150万人(前年同期は162万人)となった。
カラーコンタクトレンズの販売については、2020年6月に自社オリジナルブランド商品の「BELLSiQUE(ベルシーク)」を発売した。一方で、日本国内における緊急事態宣言に伴う施設の休業や外出の自粛等の影響を受け、売上高が前年同期比で減少した。
また、運用型広告事業を中心として、若年女性層の顧客基盤を活かした新規事業開発に取り組んだ。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
売上高14億3500万円、営業利益2億2900万円となった。キャラクタ・マーチャンダイジング事業では、アミューズメント施設の臨時休業により市場環境が悪化したものの、人気漫画作品等の多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行い、クレーンゲーム景品及び高価格帯ホビー商品の販売は堅調に推移した。
(ゲーム事業)
売上高4億3200万円、営業利益1700万円となった。
家庭用ゲームソフト事業については、新作タイトルの開発及び旧作品の販売に取り組んだ。ゲームアプリ事業においては、既存の恋愛シミュレーションゲームの売上が堅調に推移した。
アニメ事業においては、TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズのショートアニメ「へやキャン△」のビデオグラムを2020年5月に発売した。また、「ゆるキャン△」第2シーズンや映画の放映に向けた企画やプロモーションに取り組んだ。
会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238