エスケイジャパン、8月中間期は営業益56%減の1.34億円…新型コロナで定番キャラクター商品が苦戦、「鬼滅の刃」が非常に好調

エスケイジャパン<7608>の8月中間期の連結決算は、売上高28億1800万円(前年同期比14.8%減)、営業利益1億3400万円(同56.1%減)、経常利益1億3600万円(同54.9%減)、最終利益1億1100万円(同64.8%減)となり、売上・利益とも前年同期の実績を大きく下回った。新型コロナウイルスの影響で、定番キャラクター商品が苦戦したことが主な要因だ。

セグメントの概況は次のとおりである。


■キャラクターエンタテインメント事業
今春に新型コロナウイルス感染拡大の影響より取引先店舗の臨時休業が相次いだことにより、定番キャラクターの受注が大幅に減少したことに加えて、取引先からの強い要請により受注済みの商品の出荷を順延せざるを得ないだった。以上の結果、売上高14億6600万円(同35.4%減)、営業利益1億0500万円(同60.5%減)となった。


■キャラクター・ファンシー事業
今春に新型コロナウイルス感染拡大の影響より大部分の取引先が臨時休業を余儀なくされただけでなく、夏の営業再開後も来店客数が伸びないことが定番キャラクター商品の売上が落ち込む一因となったが、人気漫画「鬼滅の刃」商品の販売が非常に好調であったことと、外出自粛による在宅需要の高まりからバスボール(フィギュア入り入浴剤)の販売が好調に推移した。以上の結果、売上高13億5200万円(同30.4%増)、営業利益2800万円(同24.9%減)となった。