ブロッコリー<2706>は、10月21日に開催した8月中間期の決算説明会で、他社開催のリアルイベントの多くが中止になったにもかかわらず、他社ライセンスグッズの販売が前年並みを確保した要因として、オンラインライブの通販向けグッズの売上が貢献したことを明らかにした。
「もともとイベントやライブに来られない方のための補完として用意していたオンラインショップだったが、今年はしっかりと機能し、お客様に商品を届けることができ、売上も出すことができた」とし、今後もオンラインショップの拡充・充実に取り組む考えを示した。
また、同社は、コミックマーケットやAnimeJapan、ワンダーフェスティバルなどにも出展していたが、こうしたイベントの売上構成比はもともとあまり高くはなかったこともあり、業績への影響はそれほど大きなものではなかったという。
今年はさらに他社ライセンスフィギュアの売上も貢献し、他社ライセンスグッズ全体の売上は前年同期比6.5%増の8億4600万円とプラスを確保した。生産委託先の中国工場からの入荷が順調に行われ、計5作品を発売し、売上は倍増したとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706