三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、1月28日付けレポートで、サイバーエージェント<4751>のレーティングを「Neutral」から「Outperform」に格上げすると同時に、目標株価についても従来の15万円から29万7000円に引き上げた。
「アメーバピグ」の10-12月期のユーザー課金が17億1000万円となったが、これは同証券の予想を大きく上回るもので、ポジティブサプライズと評価。さらに、同証券では、今後3カ年の業績予想を上方修正し、2011年9月期の営業利益を96.4億円から141.2億円に、2012年9月期を128.9億円から173.6億円に、2013年9月期を168.2億円から218.9億円とした。
同証券が注目しているのは、3月投入予定のソーシャルゲーム「ピグライフ」の収益ポテンシャルだ。PCソーシャルゲームの世界最大手Zyngaのヒットタイトル「Farmville」を"お手本"にした農園系のゲーム。「Farmville」は、日本ではジンガジャパンがmixiモバイルで展開中だが、米国ではPC向けであり、モバイルよりもPCの方がヒットする可能性が高いかもしれない、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751