GRAVITY、「ラグナロクオンライン」IPをMMORPG以外にアクション、バトルロイヤル、ストーリーRPGなど多面展開
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>子会社のGRAVITYの第3四半期(7~9月)の決算発表で、「ラグナロクオンライン」のIPを活用したタイトルを展開する方針を明らかにした。起源ともいえるMMORPGだけでなく、放置ゲームやストーリーRPG、バトルロイヤル、アクションMORPGなど多彩な展開を行っていく。
『Ragnarok X: Next Generation』について東南アジアで2021年上半期中にリリースすることを明らかにした。こちらは10月15日に台湾、香港、マカオでリリースされており、大ヒットしている。
すでに報じたように『Ragnarok Origin』も2021年上半期中に日本国内でリリースする予定だ。こちらも韓国で大ヒットしており、日本リリースへの期待が高まっている。
また、放置MMOPRG『The Labyrinth of Ragnarok』については、今年12月にタイとインドネシアでローンチする予定。すでにフィリピンとシンガポール、マレーシアで10月14日より配信されている。
このほか、ラグナロクオンラインベースのIPとして以下のタイトルを予定している。
・ストーリーRPG『The Lost Memories: a Song of Valkyrie』は、タイで2021年上半期中にリリースする予定。韓国にある子会社のネオサイオンが開発している。
・バトルロイヤルRPG『Ragnarok: Battle Academy』は、2021年上半期中にタイでリリースする予定。こちらはガンホーが発表した。
・3DアクションMORPG『Action RO2: Spear of Odin』は、インドネシアとマレーシア、フィリピン、シンガポール、オーストラリアで2021年上半期中にリリースする予定。こちらもネオサイオンが開発している。
・PC MMORPG『Ragnarok Begins』は、韓国で配信する予定。
なお、「ラグナロクオンライン」以外のIPでは以下のタイトルを予定しているとのこと。
・FPS『Tactical Warfare』は、北米・中米・南米で2020年第4四半期中に米国子会社のGravity Interactiveよりリリースする予定。
・MMORPG『Tera Classic(テラクラシック)』は、2021年1月に日本でGravity Game Ariseよりローンチ予定。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765