アップル、App Storeのストアページからプライバシーポリシーの確認が可能に アプリ開発会社には回答を義務付け

アップル(Apple)は、12月14日、App Storeで配信するアプリの個人情報保護の取り組みを強化することを明らかにした。多くのアプリはその国ごとに合わせたプライバシーポリシーを策定しアプリ内や公式サイトなどから確認できるようにしているが、ユーザーがApp Storeで配信されているアプリをダウンロードする前に、そのアプリのプライバシーポリシーを確認できるようにした。

プライバシーポリシーは、個々のアプリのプロダクトページに掲出する。アプリが収集するデータの種類、それらのデータがユーザーと紐付けられているか、ユーザーのトラッキングに利用されているかが確認できるそうだ。

「連絡先情報」や「健康と運動」「財務情報」「ロケーション」「ユーザーコンテンツ」「閲覧履歴」「検索履歴」「購入」「使用状況データ」などデータごとに分類して表示される。

他方、アプリ開発者には、新規アプリやアップデートをApp Storeに提出する際、集める個人情報の種類と用途、導入しているツールなどの申告が義務付けられる。App Store Connectから求められたプライバシーに関する質問に回答すればよいとのこと。
 
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