Activision Blizzard、2020年12月期の決算は増収増益 「コール オブ デューティ」シリーズが前年から二倍近くの売り上げに


米国Activision Blizzardの2020年12月期の決算は、売上高が前年同期比で24%増の80億8600万ドル(8534億円)、最終利益が同70%増の27億3400万ドル(2888億円)と増収増益だった。
 

また、第4四半期(10~12月)の決算は、売上高が前年同期比で21%増の24億1300万ドル(2549億円)、最終利益が同30%増の5億9400万ドル(627億円)とこちらも増収増益となり、「コール オブ デューティ」シリーズを筆頭に大きく売上を伸ばしたそうだ。


ダウンロード版の好調に加え、昨年11月『Call of Duty: Black Ops Cold War』の発売により、MAUにおいても1億2800万人を達成した。モバイル版においても過去最高水準の課金額を記録したようだ。


各事業セグメントの通期業績でみると、Activision事業は売上高が前年比で78%増の39億4200万ドル(4164億円)、営業利益が同120%増の18億6700万ドル(1972億円)となる。売上が約2倍になった「コール オブ デューティ」シリーズが大きく寄与したようだ。

Blizzard事業では、自社主催イベント「BlizzCon」の開催中止の影響もあり、第4四半期における前年同期比ではわずかに減少したが、通期では前年比で11%増の19億500万ドル(2012億円)、営業利益が同49%増の6億9300万ドル(732億円)となった。
 
King事業ではゲーム内課金と広告収益が好調に推移し、通期売上高は前年比で7%増の21億6400万ドル(2286億円)、営業利益が同16%増の8億5700万ドル(905億円)を達成。買収以来最高の営業利益率となった。


2021年12月期の見通しとしては、売上高が82億2500万ドル(8688億円)としている。
 
 
ACTIVISION BLIZZARD(アクティビジョン・ブリザード)

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