ソニー・ミュージックソリューションズ、対話AIエンタテインメントコンテンツ「[束縛彼氏]プロジェクト」を発表 「束縛AI対話システム」をソニーと共同開発
ソニー・ミュージックソリューションズは、新たな対話AIエンタテインメントコンテンツ「[束縛彼氏]プロジェクト」を発表した。3月25日よりサービスを開始しており、公式Twitter(@SKBK_official)をフォローすることで、期間限定で最新のAI対話を体験することができる。
▼サービス期間
3月25日(木)13:00~4月27日(火)23:59まで
■[束縛彼氏]の束縛AI対話の楽しみ方
「束縛彼氏:新藤暁」のアカウント「@SKBK_official」をフォローし、 #束縛彼氏と@SKBK_officialを付けて、メッセージ付きでツイートすると、ソニー<6758>の対話AI技術によって構築されたAIキャラクター「新藤暁」からユーザー宛に、少しだけ束縛めいた“返信” が届く。
※多くのリプライにより、彼氏からの返信が遅れる場合がある。
▼[束縛彼氏:新藤暁]について
新藤暁は都内の大病院に勤める29歳の小児科医。最近、気分転換をかねてTwitterを始めた。
新藤 暁:シンドウ アキ
誕生日:12月24日
年齢:29
身長:178cm
体重:65kg
血液型:A型
職業:小児科医
出身:東京
CV:???
■「束縛AI対話システム」について
[束縛彼氏]プロジェクトは、ソニーと共同開発する「束縛AI対話システム」をベースに開発されている。
①ソニーの対話制御技術
AIキャラクターを実現するために、シナリオベースの対話と機械学習による対話を組み合わせることで、シナリオライターが表現したい幅広い対話を実現する。シナリオベースの対話によって、専属のライターがキャラクターの個性を際立たせるエモーショナルな対話を実現する。一方、ユーザーとしてはより広範囲な話題についても会話をしたいので、機械学習によりキャラクターの特徴を損なわずに幅広い対話に対応する。
②機械学習による対話
小規模なAIキャラクターを作るのであればシナリオベースでの対話制御で十分対応が可能だが、本プロジェクトでは、口語主体のチャットの多様な言い回しや話題に対応するため、深層学習(DNN)を用いた機械学習での応答をミックスしている。独自に収集した大規模な対話データを学習したモデルをベースに、表現したいキャラクターのセリフを追加で学習することによって、キャラクターの個性を反映した対話を効率的に生成することができる。
③ユーザーとの会話を記憶するAI
束縛AI対話システムはAIキャラクターとユーザーのコミュニケーションを活性化するために相互理解が重要であると考えている。相互理解のアプローチとして、ユーザーの趣味嗜好といった情報(ユーザーモデル)を記憶し、対話に応用する機能を備えている。このユーザーモデル対話の仕組みを本プロジェクトでは「キャラクターとの束縛会話」に活用しており、条件を満たした一部のユーザーで試験的に発動する。
▼公式サイトURL
https://sokubaku-kareshi.jp
(C)Sony Music Solutions Inc. All rights reserved.
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
- 設立
- 1987年8月
- 代表者
- 代表取締役 志田 忠彦