バンナムHD、グループのサステナビリティ方針を策定…IP軸戦略と連動して地球環境との共生、脱炭素化など環境問題に対応
バンダイナムコホールディングス<7832>は、バンダイナムコグループのサステナビリティ方針を策定したことを発表した。
バンダイナムコグループは、ミッションである「夢・遊び・感動」の提供を実現するため、「Fun For the Future!楽しみながら楽しい未来へ」をコンセプトにCSR活動を行っている。活動にあたっては、特に重点的に取り組む必要があるテーマを「バンダイナムコグループCSR重要項目」として設定し、さらに各ユニット・関連事業会社の活動レベルに落とし込んだ「CSR重点取り組みテーマ」を掲げ、各事業特性を活かした様々な活動を行ってきた。
今回、2022年4月にスタートする次期中期計画に向け、環境変化や社会からの期待と要請の拡大を踏まえ、社会の一員として持続可能な社会の実現に向けた責任を果たすため、視野をさらに広げ、IP軸戦略を活用したバンダイナムコならではの活動に取り組むサステナビリティ方針を策定した。具体的には、IP軸戦略のもと、ファンとともに、環境問題への取り組みをはじめとしたバンダイナムコグループが向き合うべき社会的課題に対応したサステナブル活動を推進する。また、その一環として、次期中期計画に向けて活動のマテリアリティの特定(重要項目の再選定)を推進するほか、エネルギー由来の二酸化炭素排出量削減目標の設定を行った。
バンダイナムコグループは、商品・サービスを通じ世界中のファンに「夢・遊び・感動」を提供することで、ビジョンである「世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループ」となることを目指している。事業戦略においては、IPを、IPが持つ世界観や特性を活かし、最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして、最適な地域に向けて提供することで、IP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」を核としている。
この「IP軸戦略」のグローバル展開を拡大することで、グループの持続的な成長を追求するとともに、世界中のIPファンが国境や言語を超えてつながりコミュニケーションできる世界の実現を目指している。さらには、技術の進化、顧客のライフスタイルの多様化、商品・サービスの品質向上、知的財産の保護、人財の育成、そして環境課題への対応など、バンダイナムコグループが向き合うべき様々な社会的課題に対してもIP軸戦略のもと、取り組みを行うことで対応していく。
バンダイナムコグループは、IP軸戦略のもと、ファンとともに、バンダイナムコグループが向き合うべき社会的課題に対応したサステナブル活動を推進する。
【マテリアリティの特定(重要項目の再選定)】
バンダイナムコグループでは、2010年にCSR重要項目を策定し、中期計画ごとに妥当性を検証し、運用してきた。2022年4月にスタートする次期中期計画に向け、グループが向き合う課題と社会における新たなテーマを軸に、マテリアリティの特定(重要項目の再選定)を行い、KPI やアクションプランの見直しを実施していく。
【IP軸戦略のもと活動を促進】
<地球環境との共生、温室効果ガス削減に向けた取り組み>
バンダイナムコグループでは、サステナブル活動の一環として、IP軸戦略と連動し、地球環境との共生、脱炭素化など環境問題に対応するための取り組みを行ってきた。
地球環境との共生という観点では、プラスチック代替素材の開発、ガンプラリサイクルプロジェクト、省エネや資材リユースなど環境に配慮したライブイベントの実施、商品パッケージ・梱包材などにおけるプラスチック使用量の削減、環境保全や生物多様性に関する従業員教育などの活動に取り組んできた。
温室効果ガス削減に向けては、ガンプラ生産工場における太陽光パネルの設置、アミューズメント施設の照明や業務用ゲーム機の LED ランプ使用、物流効率の向上、イベント等でのグリーン電力証書システムの活用などに取り組んできた。今回目標を明確にすることで、脱炭素化に向けた取り組みをさらに強力に推進する。今後も、バンダイナムコグループでは、サステナビリティ方針のもと、IP軸戦略と連動したバンダイナムコらしい取り組みを推進していく。
<脱炭素化に向けた中長期目標>
社会が直面している自然環境の問題に対応するべく、エネルギー由来の二酸化炭素排出量削減による脱炭素化に向けた2050年までの数値目標とステップを設定しました。今後、2022年4月からの次期中期計画のスタートに向け、省エネルギー施策のさらなる推進や、再生可能エネルギーの導入など具体的なアクションプランを策定していく。
目標2050年まで:
自社拠点(社屋、自社工場、直営アミューズメント施設等)におけるエネルギー由来の二酸化炭素排出量 実質ゼロ
中間目標2030年まで:
自社拠点におけるエネルギー由来の二酸化炭素排出量 2019年度比35%削減(2013年度比 50%)
主な取り組み:
省エネルギー施策のさらなる推進、再生可能エネルギーの導入等
㈱バンダイナムコホールディングス
代表取締役社長 川口 勝
バンダイナムコグループは、社会や顧客をはじめとするステイクホルダーとともに歩む存在として、様々な社会的課題に向き合い、期待に応え、さらには期待の先に行くことが必要だと考えています。環境問題への対応などのサステナブル活動においても、バンダイナムコらしい形で社会の期待に応えていくためには、我々の強みであるIP軸戦略のもと、ファンとともに取り組みを行うべきだと考えています。IPを活用した具体的な活動として、2021年4月1日より、「ガンプラ」のランナー(プラモデルの枠の部分)を全国のファンから回収しリサイクルを推進する「ガンプラリサイクルプロジェクト」をスタートした。累計7億個以上を販売するヒット商品となっている「ガンプラ」は、ファンとつながり、ファンの意見を取り入れるなど、ファンと一体となって事業を展開することで進化してきました。「ガンプラリサイクルプロジェクト」をはじめバンダイナムコグループが取り組むべき活動においても、IPを通じて企業とファンが一体となって推進することで、持続可能な社会が達成できると信じています。今後もファンとともに考え取り組んでいく、バンダイナムコらしいサステナブル活動を推進していきます。
バンダイナムコグループは、ミッションである「夢・遊び・感動」の提供を実現するため、「Fun For the Future!楽しみながら楽しい未来へ」をコンセプトにCSR活動を行っている。活動にあたっては、特に重点的に取り組む必要があるテーマを「バンダイナムコグループCSR重要項目」として設定し、さらに各ユニット・関連事業会社の活動レベルに落とし込んだ「CSR重点取り組みテーマ」を掲げ、各事業特性を活かした様々な活動を行ってきた。
今回、2022年4月にスタートする次期中期計画に向け、環境変化や社会からの期待と要請の拡大を踏まえ、社会の一員として持続可能な社会の実現に向けた責任を果たすため、視野をさらに広げ、IP軸戦略を活用したバンダイナムコならではの活動に取り組むサステナビリティ方針を策定した。具体的には、IP軸戦略のもと、ファンとともに、環境問題への取り組みをはじめとしたバンダイナムコグループが向き合うべき社会的課題に対応したサステナブル活動を推進する。また、その一環として、次期中期計画に向けて活動のマテリアリティの特定(重要項目の再選定)を推進するほか、エネルギー由来の二酸化炭素排出量削減目標の設定を行った。
バンダイナムコグループは、商品・サービスを通じ世界中のファンに「夢・遊び・感動」を提供することで、ビジョンである「世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループ」となることを目指している。事業戦略においては、IPを、IPが持つ世界観や特性を活かし、最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして、最適な地域に向けて提供することで、IP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」を核としている。
この「IP軸戦略」のグローバル展開を拡大することで、グループの持続的な成長を追求するとともに、世界中のIPファンが国境や言語を超えてつながりコミュニケーションできる世界の実現を目指している。さらには、技術の進化、顧客のライフスタイルの多様化、商品・サービスの品質向上、知的財産の保護、人財の育成、そして環境課題への対応など、バンダイナムコグループが向き合うべき様々な社会的課題に対してもIP軸戦略のもと、取り組みを行うことで対応していく。
■バンダイナムコグループのサステナビリティ方針
バンダイナムコグループは、IP軸戦略のもと、ファンとともに、バンダイナムコグループが向き合うべき社会的課題に対応したサステナブル活動を推進する。
【マテリアリティの特定(重要項目の再選定)】
バンダイナムコグループでは、2010年にCSR重要項目を策定し、中期計画ごとに妥当性を検証し、運用してきた。2022年4月にスタートする次期中期計画に向け、グループが向き合う課題と社会における新たなテーマを軸に、マテリアリティの特定(重要項目の再選定)を行い、KPI やアクションプランの見直しを実施していく。
【IP軸戦略のもと活動を促進】
<地球環境との共生、温室効果ガス削減に向けた取り組み>
バンダイナムコグループでは、サステナブル活動の一環として、IP軸戦略と連動し、地球環境との共生、脱炭素化など環境問題に対応するための取り組みを行ってきた。
地球環境との共生という観点では、プラスチック代替素材の開発、ガンプラリサイクルプロジェクト、省エネや資材リユースなど環境に配慮したライブイベントの実施、商品パッケージ・梱包材などにおけるプラスチック使用量の削減、環境保全や生物多様性に関する従業員教育などの活動に取り組んできた。
温室効果ガス削減に向けては、ガンプラ生産工場における太陽光パネルの設置、アミューズメント施設の照明や業務用ゲーム機の LED ランプ使用、物流効率の向上、イベント等でのグリーン電力証書システムの活用などに取り組んできた。今回目標を明確にすることで、脱炭素化に向けた取り組みをさらに強力に推進する。今後も、バンダイナムコグループでは、サステナビリティ方針のもと、IP軸戦略と連動したバンダイナムコらしい取り組みを推進していく。
<脱炭素化に向けた中長期目標>
社会が直面している自然環境の問題に対応するべく、エネルギー由来の二酸化炭素排出量削減による脱炭素化に向けた2050年までの数値目標とステップを設定しました。今後、2022年4月からの次期中期計画のスタートに向け、省エネルギー施策のさらなる推進や、再生可能エネルギーの導入など具体的なアクションプランを策定していく。
目標2050年まで:
自社拠点(社屋、自社工場、直営アミューズメント施設等)におけるエネルギー由来の二酸化炭素排出量 実質ゼロ
中間目標2030年まで:
自社拠点におけるエネルギー由来の二酸化炭素排出量 2019年度比35%削減(2013年度比 50%)
主な取り組み:
省エネルギー施策のさらなる推進、再生可能エネルギーの導入等
■ファンとともに取り組む持続的な社会づくりに向けて
㈱バンダイナムコホールディングス
代表取締役社長 川口 勝
バンダイナムコグループは、社会や顧客をはじめとするステイクホルダーとともに歩む存在として、様々な社会的課題に向き合い、期待に応え、さらには期待の先に行くことが必要だと考えています。環境問題への対応などのサステナブル活動においても、バンダイナムコらしい形で社会の期待に応えていくためには、我々の強みであるIP軸戦略のもと、ファンとともに取り組みを行うべきだと考えています。IPを活用した具体的な活動として、2021年4月1日より、「ガンプラ」のランナー(プラモデルの枠の部分)を全国のファンから回収しリサイクルを推進する「ガンプラリサイクルプロジェクト」をスタートした。累計7億個以上を販売するヒット商品となっている「ガンプラ」は、ファンとつながり、ファンの意見を取り入れるなど、ファンと一体となって事業を展開することで進化してきました。「ガンプラリサイクルプロジェクト」をはじめバンダイナムコグループが取り組むべき活動においても、IPを通じて企業とファンが一体となって推進することで、持続可能な社会が達成できると信じています。今後もファンとともに考え取り組んでいく、バンダイナムコらしいサステナブル活動を推進していきます。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832