ベクター、21年3月期は7000万円の営業赤字を計上 「AppPass」の利用者減で受託による収益減少 「みんなの電子署名」のプロモ費用も先行
ベクター<2656>は、4月23日、2021年3月期の決算を発表し、減収、赤字転落となった。
営業収益8億6700万円(前々期比8.6%減)
営業損益7000万円の赤字(前年同期3600万円の黒字)
経常損益5700万円の赤字(同4100万円の黒字)
最終損益5900万円の赤字(同3900万円の黒字)
ソフトウェア販売事業は、コロナウィルスの影響により在宅勤務者が増加し、在宅勤務用のパソコンで使用するソフトウェアの需要が一時的に高まったことや、書体の特価販売が当初の想定数字を大幅に上回る結果となった。
一方、ソフトバンクが提供するサービス「AppPass」のサービス利用者の減少を受け、運用受託にかかる営業収益は減少した。
また、2021年2月16日よりサービスを開始した「みんなの電子署名」については、収益化に先立ちプロモーションを展開しているため、費用が先行した。
その他の事業については、おおむねコロナウィルスによる影響を受けず、計画通りの進捗となっている。
なお、2022年3月期通期の予想は非開示。同社は第1四半期の業績予想のみを開示しており、以下のとおり。
営業収益9200万円(前年同期比55.6%減)
営業損益9000万円の赤字(前年同期1500万円の赤字)
経常損益9000万円の赤字(同1100万円の赤字)
最終損益9100万円の赤字(同1200万円の赤字)
営業収益8億6700万円(前々期比8.6%減)
営業損益7000万円の赤字(前年同期3600万円の黒字)
経常損益5700万円の赤字(同4100万円の黒字)
最終損益5900万円の赤字(同3900万円の黒字)
ソフトウェア販売事業は、コロナウィルスの影響により在宅勤務者が増加し、在宅勤務用のパソコンで使用するソフトウェアの需要が一時的に高まったことや、書体の特価販売が当初の想定数字を大幅に上回る結果となった。
一方、ソフトバンクが提供するサービス「AppPass」のサービス利用者の減少を受け、運用受託にかかる営業収益は減少した。
また、2021年2月16日よりサービスを開始した「みんなの電子署名」については、収益化に先立ちプロモーションを展開しているため、費用が先行した。
その他の事業については、おおむねコロナウィルスによる影響を受けず、計画通りの進捗となっている。
なお、2022年3月期通期の予想は非開示。同社は第1四半期の業績予想のみを開示しており、以下のとおり。
営業収益9200万円(前年同期比55.6%減)
営業損益9000万円の赤字(前年同期1500万円の赤字)
経常損益9000万円の赤字(同1100万円の赤字)
最終損益9100万円の赤字(同1200万円の赤字)
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656