デジタルハーツHD、21年3月期利益予想を修正 エンタープライズ事業の利益体質への転換などで営業益と経常益は上ブレ 最終益は減損で下ブレに
デジタルハーツホールディングス<3676>は、4月23日、2021年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想を据え置いたものの、エンタープライズ事業の利益体質への転換などが奏功し、営業利益と経常利益は従来予想を上回る見通しとなった。
なお、最終利益については、連結子会社Orgosoftの株式取得時に発生したのれん約9000万円の減損損失や自社利用のソフトウェアなどに係る減損損失約3億円等を計上するため、従来予想を下回る見通し。
売上高230億8000万円(従来予想と同じ)
営業利益19億円(増減率18.8%増)
経常利益19億5000万円(同21.9%増)
最終利益10億円(同9.1%減)
事業拡大に注力しているエンタープライズ事業が高い成長を継続していることに加え、新
型コロナウイルス感染症拡大の影響を一部受けたエンターテインメント事業についても、巣ごもり需要で好況なゲーム業界における新規案件を確実に獲得するなど、下期以降回復傾向にあることから、売上高はおおむね計画通りに進捗した。
一方、利益については、テストセンターであるLab.の業務改革の効果が現れるとともに、これまで先行投資を続けてきたエンタープライズ事業の通期黒字化が見込まれるなど利益体質への転換が大幅に進んでおり、エンターテインメント事業・エンタープライズ事業ともに好調に推移しており、営業利益、経常利益ともに計画を大きく上回る見込み。
なお、最終利益については、連結子会社Orgosoftの株式取得時に発生したのれん約9000万円の減損損失や自社利用のソフトウェアなどに係る減損損失約3億円等を計上するため、従来予想を下回る見通し。
売上高230億8000万円(従来予想と同じ)
営業利益19億円(増減率18.8%増)
経常利益19億5000万円(同21.9%増)
最終利益10億円(同9.1%減)
事業拡大に注力しているエンタープライズ事業が高い成長を継続していることに加え、新
型コロナウイルス感染症拡大の影響を一部受けたエンターテインメント事業についても、巣ごもり需要で好況なゲーム業界における新規案件を確実に獲得するなど、下期以降回復傾向にあることから、売上高はおおむね計画通りに進捗した。
一方、利益については、テストセンターであるLab.の業務改革の効果が現れるとともに、これまで先行投資を続けてきたエンタープライズ事業の通期黒字化が見込まれるなど利益体質への転換が大幅に進んでおり、エンターテインメント事業・エンタープライズ事業ともに好調に推移しており、営業利益、経常利益ともに計画を大きく上回る見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676