Aiming、第1四半期は売上高216%増の35.3億円、営業益5.6億円と大幅増収・黒字転換 予想上回る着地 『DQタクト』好調持続、受託売上も貢献

Aiming<3911>は、第1四半期(21年1~3月)の決算を発表し、売上高35億3700万円(前年同期比216.9%増)、営業利益5億6600万円(前年同期は1億4600万円の損失計上)、経常利益5億2000万円(前年同期は1億4800万円の損失計上)、最終利益4億3600万円(前年同期は1億5500万円の損失計上)と大幅増収・黒字転換に成功した。スクウェア・エニックスとの共同タイトル『ドラゴンクエストタクト』の運営成績が寄与したものと見られる。


・売上高:35億3700万円(前年同期比216.9%増)
・営業利益:5億6600万円(前年同期は1億4600万円の損失計上)
・経常利益:5億2000万円(前年同期は1億4800万円の損失計上)
・最終利益:4億3600万円(前年同期は1億5500万円の損失計上)


なお、当初の計画に対して、売上高で1億9700万円、営業利益で1億5700万円、経常利益で1億5800万円、最終利益で9000万円上回るなど好調な着地となった。

同社では、その要因について、オンラインゲーム事業の主力タイトルである『ドラゴンクエストタクト』の新キャラクターが好評だったことなどにより売上高が好調に推移したことや、受託開発案件においては、納品後の検収期間が予定より早まった結果、売上高が予想を上回った、としている。

一方、費用面においては、広告宣伝費や業務委託費を抑制したものの、オンラインゲーム事業の 売上高に伴う変動費の増加や、受託開発案件の検収に伴う開発費用の計上があったため、売上原価および販管費の合計は微増となった。