タカラトミー、21年3月期業績予想を修正…緊急事態宣言下で小売、イベント事業が苦戦し売上高は下ブレ 粗利率の高い玩具事業がカバーして利益は上ブレ

タカラトミー<7867>は、4月30日、2021年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想を若干下回る見通しとなったものの、各利益は予想を上回って着地する見通しとなった。

売上高1410億円(増減率2.8%減)
営業利益70億円(同27.3%増)
経常利益71億円(同29.1%増)
最終利益53億円(同76.7%増)

緊急事態宣言再発出の影響に伴う、映画公開の延期や各種イベントの中止・延期・縮小による小売、イベント事業の苦戦が継続し、売上高は予想を若干下回る見通しとなった。

一方で、利益面では粗利率の高い玩具事業の収益が補完したことや、昨年10月に米国の独立系玩具会社ファット・ブレイン・グループが傘下に入り、新たに連結業績に加わったこと、またコロナ禍における費用抑制を継続したことなどの影響で予想を上回る見通し。
 
株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
決算期
3月
直近業績
売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
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