アカツキ<3932>は、2021年3月通期の決算説明会における質疑応答で、「直近で国内モバイル市場にて大きくヒットしている他社タイトル」の影響について、「運用しているタイトルについては大きな影響はない」とコメントした。Cygamesが2月24日にリリースして大ヒットしている『ウマ娘 プリティーダービー』の影響を尋ねたものと見られる。当サイトでも他社ではIPタイトルに影響があったとの情報を聞いているが、アカツキについては大きくはなかったという。
ただ、第4四半期(21年1~3月)の業績を見ると、売上高は前年同期比で13.4%減の74億1700万円、営業利益は同31.7%減の19億8400万円だった。特に営業利益が大きく低下したが、これは他社タイトルとは違った要因によるものとみているようだ。例年、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』の周年で稼いでいた。
その一方で、ゲーム業界全体でみると、成熟した市場のなかでクオリティの高いタイトルがヒットし、市場シェアを獲得する構図となっていることから、自社の開発力・表現力を高めるための投資を継続し、本質的な創る力をつける重要性を再認識したとも述べた。
自社IPプロジェクト「TRIBE NINE」の開発においては、3D技術など次世代の表現技術への投資を進めているという。また、既存タイトルの大規模な運用体制で培ったノウハウを、新規タイトル開発にうまく活用していくことで、プラスの価値を生みだしたい、としている。
ただ、第4四半期(21年1~3月)の業績を見ると、売上高は前年同期比で13.4%減の74億1700万円、営業利益は同31.7%減の19億8400万円だった。特に営業利益が大きく低下したが、これは他社タイトルとは違った要因によるものとみているようだ。例年、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』の周年で稼いでいた。
その一方で、ゲーム業界全体でみると、成熟した市場のなかでクオリティの高いタイトルがヒットし、市場シェアを獲得する構図となっていることから、自社の開発力・表現力を高めるための投資を継続し、本質的な創る力をつける重要性を再認識したとも述べた。
自社IPプロジェクト「TRIBE NINE」の開発においては、3D技術など次世代の表現技術への投資を進めているという。また、既存タイトルの大規模な運用体制で培ったノウハウを、新規タイトル開発にうまく活用していくことで、プラスの価値を生みだしたい、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932