CryptoGames、NFT販売時の課題解決に向けた実証実験  ウォレットやイーサリアム不要での購入や無償プレゼントCPも

CryptoGamesと一般社団法人オタクコイン協会は、5月14日、 ウォレットやイーサリアム不要でかんたんに購入できる低価格NFTの販売と、 応募者への全員プレゼント配布の実証実験を行うと発表した。

今回の対応は、定番ブロックチェーン=イーサリアム上でのNFT販売時に大きなボトルネックとなっている複数の問題を解決するためとしている。

実証実験では、 2021年4月の1st/2nd販売直後に「SOLD OUT」となり好評を博した『100枚限定オタクコイン硬貨』NFTの廉価版にあたる、 1万種限定「レプリカ・オタクコイン」NFTを、 近日中に1個990円(税込)で販売する。 その発売にさきがけて、 下記応募フォームより申込をした全員に無償プレゼント・キャンペーンを実施する。

「レプリカ・オタクコイン」NFT無償プレゼント応募フォーム
https://bit.ly/replica_xoc

※応募にはTwitterアカウントが必要となる。
※申込者多数の場合は予告なく応募受付を締め切ることがある。


■ 「レプリカ・オタクコイン」のイメージ



※上記はサンプル画像であり実際のデザインとは異なる可能性がある。

これまで金額面や手続き面で購入や獲得のハードルが高かったNFTを気軽に体験できる。


■課題と実証実験
定番ブロックチェーン=イーサリアム上でのNFT販売時の問題はおもに3つある。具体的には、

1.トランザクションフィー(通称・GAS代)高騰により商品上代が高額となってしまう問題、
2.購入時にメタマスクなどのウォレットの概念を理解する必要があり、 購入希望者に高いITリテラシーが求められる問題、
3.NFT購入前に暗号資産取引所でイーサリアムを購入し、 自身のウォレットに送付した上で、 イーサリアムによって手数料を支払うといった複雑な手続きが必要

となっている。

これらの問題によって、 本来、 NFT購入者として期待されていた作品やIPのファンが、 NFTを購入するときのハードルがあまりにも高く、 NFT販売者側からするとセールスがはかどらない状況となってしまっている。 今回の実証実験では、 こうした状況を打破するための、 各問題に対する解決施策を盛り込んでいる。

1.の問題に対して、 GAS代が格安かつ有力サイドチェーンの「Polygon(Matic)」を採用し、 NFTの生成コストを抑えることで、 高額にせざるを得なかった販売上代を、 一般的な物販/グッズの価格帯(1,000円前後)でも、 製造原価・販促費用を盛り込んだ上で、 小売・メーカー視点でビジネスとして成立させられるかを検証する。

あわせて、 電気消費量が低いサイドチェーンを採用することで、 一部、 NFTが環境問題を悪化している一因との懸念を払拭できればと考えているという。

2.と3.の問題に対して、 一般的なECサイトでの購入体験に近づけるために、 ECサイトをかんたんに構築できるECプラットフォームの「Shopify」を採用し、 商品として「NFTの交換券」を販売することで、 ウォレットや購入時の手数料支払いに必要だった暗号資産を不要としたほか、 クレジットカード決済やコンビニ決済(申請済&審査中)を導入し、 作品やIPのファンが気軽にNFTを購入できる環境を実現できるかを検証する。

『100枚限定オタクコイン硬貨』の詳細については、 下記のページを確認しよう。
https://note.com/otakucoin/n/n8cfb52d64c7b 


 
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