ガーラ、21年3月期は売上高138%増、2600万円の営業黒字に転換 過年度ライセンスフィーによる一時的な売上や『Flyff Legacy』運営権譲渡による売上を計上
ガーラ<4777>は、5月14日、2021年3月期の連結決算を発表、大幅な増収を達成し、営業利益と経常利益は黒字転換した。
なお、最終利益が赤字計上となっているのは、将来収益を保守的に見直した結果、収益性の見込めないソフトウエアについての減損損失2億2800万円と、差入保証金の回収不能見込額として本社移転損失300万円を特別損失に計上したことが影響している。
売上高9億8500万円(前々期比138.8%増)
営業利益2600万円(前年同期2億7300万円の赤字)
経常利益9300万円(同2億8700万円の赤字)
最終損益1億3100万円の赤字(同4億3200万円の赤字)
【韓国セグメント】
「巣ごもり消費」が生じたこと、PCオンラインゲーム事業において、ゲーム提供会社の過年度の契約に係るパブリッシング権の権利不行使に基づくライセンスフィーなどの収益化による一時的な売上が発生(FY2021Q3)、スマートフォンアプリ事業において、『Flyff Legacy(フリフレガシー)』ライセンスおよび運営権の譲渡による一時的な売上が発生(FY2021Q4)したことにより売上が増加した。
【日本セグメント】
スマートフォン売上が減少したものの、クラウド関連事業の売上計上によりその他売上が増加した。
なお、2022年3月期通期の連結業績予想については、適正な業績予想が極めて困難であるとし、非開示としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777