【ゲーム株概況(5/14)】好決算材料にカヤックが買われる 2タイトルの減損計上で13億円の最終赤字のKLabは5日続落 アドウェイズがS高
5月14日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反発し、前日比636.46円高の2万8084.47円で取引を終えた。前日までの3日間で下げ幅が2000円超に達していたことによる反動に加え、米国やアジアなど海外市場も軒並み反発したことで買い戻しの動きが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カヤック<3904>やオルトプラス<3672>、ギークス<7060>などが高く、大手ゲーム株ではコナミHD<9766>とコーエーテクモHD<3635>の上昇が目立った。カヤックは、前日14日に発表した第1四半期決算において、営業利益が前年同期比で2.9倍となったことが市場の評価材料となっているようだ。
また、周辺株では、マンガアプリやゲームアプリのクライアントの広告が増加したことなどで前期の売上高が31%増、営業利益が724%増となったアドウェイズ<2489>がストップ高した。同じく好決算発表銘柄ではアルファポリス<9467>も10日ぶりに大幅反発した。
半面、KLab<3656>が5日続落と下げ止まらず、前期に続き今期も大幅減益予想を発表したエクストリーム<6033>の下げもきつい。KLabは、第1四半期が『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』と『テイルズ オブ クレストリア』が想定を大きく下回り、両タイトルの減損損失計上で13億円の最終赤字となったことが嫌気されている。
ほか、セガサミーHD<6460>が一時1400円割れまで売られた。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カヤック<3904>やオルトプラス<3672>、ギークス<7060>などが高く、大手ゲーム株ではコナミHD<9766>とコーエーテクモHD<3635>の上昇が目立った。カヤックは、前日14日に発表した第1四半期決算において、営業利益が前年同期比で2.9倍となったことが市場の評価材料となっているようだ。
また、周辺株では、マンガアプリやゲームアプリのクライアントの広告が増加したことなどで前期の売上高が31%増、営業利益が724%増となったアドウェイズ<2489>がストップ高した。同じく好決算発表銘柄ではアルファポリス<9467>も10日ぶりに大幅反発した。
半面、KLab<3656>が5日続落と下げ止まらず、前期に続き今期も大幅減益予想を発表したエクストリーム<6033>の下げもきつい。KLabは、第1四半期が『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』と『テイルズ オブ クレストリア』が想定を大きく下回り、両タイトルの減損損失計上で13億円の最終赤字となったことが嫌気されている。
ほか、セガサミーHD<6460>が一時1400円割れまで売られた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904