スマートフォン端末の機能を活かした直感的な操作方法、説明を必要としない明快さ、老若男女だれもが楽しめる万国共通のルールなど、ゲームの間口を広げるジャンルとして、スマートフォンアプリ市場において注目されているハイパーカジュアルゲーム。
SocialGameInfoでは、各社のハイパーカジュアルゲームにスポットを当てたレビューやインタビューを掲載するコーナー「ハイパーカジュアルゲーム道(ハイカジ道)」を展開している。
第3回は、カヤック<3904>から4月28日に配信され、リリース後に全米のApp Store無料ゲームランキングで5位、カジュアルゲームカテゴリで1位を獲得した、ハイパーカジュアルゲームシリーズ第6弾『Ball Run 2048』のレビューをお届けする。
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■リリース後に全米で好評を博した『Ball Run 2048』
『Ball Run 2048』は、同じ数字のボールを合体させてゴールを目指すゲーム。
ゲームがスタートすると、2が書かれた白いボールが画面奥へと自動で転がっていくので、スワイプでボールを左右に動かし、同じ数字が書かれたボールにぶつけて合体させながらゴールを目指そう。
2のボール同士をぶつけると合体して4のボール、4のボール同士を合体させると8のボールと、数字が大きくなるごとにボールもどんどん大きくなっていく。
ゴールするとステージクリアとなり、ステージ難易度のレベルが上がるので、遊び応えも感じられた。
ステージのレベルが上がると、レーン上に様々なギミックが登場する。
自分のボールと違う数字のボールに当たっても弾かれるだけだが、レーン上の赤い三角コーンにぶつかると、数字が半分のボールに戻ってしまうので、上手く避けたいところ。
また、レーンから落ちるとゲームオーバーになってしまうのだが、一定の大きさのボールでなければ通過できない2本のパイプでできた橋もあり(小さいボールでもうまく操作できればパイプ1本の上を通れるかも!?)、単純にボールを合体させるだけではなく障害物を乗り越える楽しみもある。
ちなみに1プレイの時間は、だいたい20秒弱といったところ。お手軽にサクサクと遊べるので、ついついやり続けてしまう中毒性もあると感じた。
また、同じ数字を合体させる、とあるが数字によってボールの色や大きさも違うので、仮に数学が苦手という人も安心してプレイしてほしい。
~『Ball Run 2048』の魅力~
・左右にスワイプさせるだけの簡単操作
・ボールをどんどん大きくしてゴールしたときの達成感
・1プレイがおよそ20秒弱と気軽に遊べる
~ゲーム内の広告表示について~
『Ball Run 2048』では、一つのステージをプレイ中、バナー広告が画面下に常時表示。また、ステージをクリア、もしくはゲームオーバーになって1プレイが終了すると全画面の動画広告が流れる。広告内容は主にスマホゲームだった。
プレイしていて広告が多くて気になる、という印象はなかった。
© Kayac Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904