【ゲーム株概況(6/14)】国内証券がレーティング格上げのグリーが買われる 創業者で取締役会長の國光氏の退任を発表のgumiが大幅続落
6月14日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比213.07円高の2万9161.80円で取引を終えた。国内で新型コロナウイルスワクチンの職場接種の開始が一部で前倒しされるなど、接種の動きが急速に進んでいることが国内の経済活動の正常化への期待につながった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、いちよし証券がレーティングを「C」から「B」へと格上げしたグリー<3632>が買われたほか、10日に上場したばかりのワンダープラネット<4199>が一時4925円まで上昇するなど強さを見せた。
また、東映アニメ<4816>やサイバーエージェント<4751>なども買われた。サイバーエージェントは、子会社のサムザップが「呪術廻戦」初のスマホゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』を発表したことも株価の刺激材料となっているようだ。
半面、前週末11日に決算を発表したgumi<3903>とエイチーム<3662>、アピリッツ<4174>、HEROZ<4382>が総じて売られる展開となった。
中でgumiは、4月期の通期決算の発表とともに、創業者で取締役会長の國光宏尚氏が任期満了で退任することを発表したことが市場のサプライズとなっているもよう。國光氏の退任は、同氏がけん引役となっていた同社のブロックチェーン関連ビジネスの縮小につながるのではとの思惑や、大株主でもある國光氏との今後の関係性に懸念を持つ向きもあるようだ。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、いちよし証券がレーティングを「C」から「B」へと格上げしたグリー<3632>が買われたほか、10日に上場したばかりのワンダープラネット<4199>が一時4925円まで上昇するなど強さを見せた。
また、東映アニメ<4816>やサイバーエージェント<4751>なども買われた。サイバーエージェントは、子会社のサムザップが「呪術廻戦」初のスマホゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』を発表したことも株価の刺激材料となっているようだ。
半面、前週末11日に決算を発表したgumi<3903>とエイチーム<3662>、アピリッツ<4174>、HEROZ<4382>が総じて売られる展開となった。
中でgumiは、4月期の通期決算の発表とともに、創業者で取締役会長の國光宏尚氏が任期満了で退任することを発表したことが市場のサプライズとなっているもよう。國光氏の退任は、同氏がけん引役となっていた同社のブロックチェーン関連ビジネスの縮小につながるのではとの思惑や、大株主でもある國光氏との今後の関係性に懸念を持つ向きもあるようだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751