メルカリ<4385>は、6月23日、2021年6月期通期の連結業績予想の修正を発表、連結売上高は前回発表の想定レンジの上限付近となり、各利益項目はいずれも想定レンジの上限を上回る見通しとなった。売上高1060億円（従来予想1030億～1060億円）
営業利益45億円（同15億円の赤字～15億円の黒字）
経常利益44億円（同16億円の赤字～14億円の黒字）
最終利益50億円（同ゼロ～21億円の黒字）
連結売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響で、日本では緊急事態宣言が断続的に発令されるなど不透明な外部環境が継続している中、前回発表の想定レンジの上限付近となる見通しとなった。連結営業利益、経常利益、最終利益については、前回発表予想を上回る見込み。
メルカリJPの好調に加えて、メルペイでは定額払いの利用増による収益力の強化が着実に進捗していること、メルカリUSでは引き続きユニットエコノミクスの改善に注力するなど、グループの収益基盤が徐々に強化されてきている。このような中、効率性を勘案しながら成長投資を実施した結果、広告宣伝費などを想定以上に削減しつつ、目標とする売上高を達成できる見通しとなったとしている。
