『PUBG』開発のKRAFTON、Thingsflowを買収 チャット型コンテンツプラットフォームの運営会社



『PUBG』などを開発するKRAFTONは、6月30日、インタラクティブコンテンツ制作会社Thingsflowの買収を発表した。買収額は明らかにしていない。

Thingsflowは技術とコンテンツの融合を成功させている革新的スタートアップだという。 同社はキャラクターIPに基づくチャット型コンテンツプラットフォームであるHellobotのサービスを、 韓国と日本で開始している。 Hellobotの累計ユーザー数は今年5月で400万人を突破し、 特にミレニアル世代やZ世代から人気を博している。 最近ではインタラクティブストーリーゲームであるStory Playをリリースし、 コンテンツ分野での専門性とその能力を証明している。

KRAFTONはインタラクションデザインの基盤を強化及び拡張させることにより、 未来のエンターテインメントコンテンツ産業を先導し革新させる計画である。 Thingsflowと合わせて最近はBetwinusの設立と共にVCNCのBetwin事業部を買収したのもその一環とのこと。 Betwinは3,500万人にも上る恋人たちのコミュニケーションを支えてきた、 世界最初のカップルメッセンジャーサービス。

KRAFTONはイ・スジ代表を筆頭に、 Thingsflowが有するインタラクションコンテンツ制作能力とそのノウハウをBetwinと融合させ、 既存サービスの拡張は勿論、 新たなエンターテインメントビジネスモデルの開発を積極的に進めて行く予定とのこと。

Thingsflow代表のイ・スジ氏は「KRAFTONと共に技術力、 独創性、 競争力を兼ね備えたインタラクティブコンテンツの世界を創造できるようになったことは実に嬉しい」と述べ、 「ゲームを越え、 コンテンツという大海に休むことなく進んで行くKRAFTONのチャレンジ精神と努力に微力ながらもお力添えしたい。 」としている。

キム・チャンハン代表は「Thingsflowはコンテンツ消費トレンドに対する洞察と知識は勿論、 AIなどの革新技術をサービスに成功的に適用させた経験と豊富なノウハウを持っているチーム」と評価し、 「共に力を合わせてKRAFTONだけが提供できる楽しさ溢れる未来を構築して行きたい。 」との計画を述べている。

KRAFTONは現在、 ゲーム制作以外にもIP発掘及び拡張、 ディープラーニング、 エンターテインメントなど非ゲーム事業にも投資を続けている。
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