メディア工房、第3四半期(9~5月)決算は売上高2%増、営業益は1000万円の黒字に転換 ゲーム事業撤退の影響を占いサービスの成長でカバー

メディア工房<3815>は、7月9日、2021年8月期の第3四半期累計(9~5月)の連結決算を発表、ゲームコンテンツ事業からの実質撤退による影響を受けつつも、One to One事業の安定成長や著名占い師を起用した新規コンテンツのヒットと運用強化が奏功し、増収を確保した。

売上高13億5600万円(前年同期比2.2%増)
営業利益1000万円(前年同期500万円の赤字)
経常利益500万円(同1000万円の赤字)
最終利益200万円(同1億3800万円の赤字)



各セグメントごとの状況は以下のとおり。

①デジタルコンテンツ事業…売上高8億1400万円(前年同期比0.3%増)、営業利益2億6700万円(同11.7%減)
他社に依存しない収益モデルの構築を目指して占いコンテンツ事業とメディア事業を統合し、新規コンテンツの制作および既存コンテンツの運用強化を図った。著名かつ訴求力のある占い師を監修者に迎えたコンテンツがヒットしたほか、自社Webサイト内における課金コンテンツの充実が奏功し、売上高は、前年同期比で微増いたしました。しかしながら、新規ユーザー獲得および休眠ユーザーへの訴求のため広告宣伝を積極的に行ったことと、ポイントシステムおよびレコメンド機能開発などに係るシステムの減価償却が影響し、営業利益は前年同期で減少した。

②One to One事業…売上高5億3000万円(同17.0%増)、営業利益6100万円(同27.5%増)
個別具体的な悩み相談への対応ニーズの高まりに伴い占いサービスが安定的に成長し、事業全体の売上高および営業利益は、継続的に増加している。

③XR/SNS事業…売上高400万円(前年同期は売上高ゼロ)、営業損益6000万円の赤字(前年同期2400万円の赤字)
新型コロナウイルス感染症流行の影響により実写立体動画の撮影受注案件の獲得が困難な状況にある中、多機能コミュニケーションプラットフォームのシステム利用料として若干の売上を計上しているが、プラットフォームの改修および追加開発に注力していることから、営業損失を計上した。なお、本事業における損益分岐売上高への到達と利益貢献は、来期を見込んでいる。

④その他の事業…売上高600万円(前年同期比89.1%減)、営業損益3900万円の赤字(同5300万円の赤字)
新型コロナウイルス感染症の流行によりインバウンド・アウトバウンド事業環境に回復の兆しが見えない中、サプリメントの国内販売が主な内容となった。売上が僅少に留まっており、前期における新規事業の見直しにより前年同期比縮小ではあるものの、営業損失を計上した。なお、越境eコマースおよび医療ツーリズム事業を中心とする、インバウンド・アウトバウンド事業については、事業環境の回復状況に応じて再開あるいは撤退の両面について検討していく。

■通期予想は据え置き
2021年8月期の通期業績見通しについては、従来予想を据え置いており、以下のとおり。ただし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いており、同社の事業に限らず今後の影響は不透明であると判断せざるを得ず、各事業の進捗や業績に与える影響を精査の上、業績予想に変更が生じた際は、速やかに訂正・開示するとしている。

売上高16億9000万円(前期比9.0%増)
営業利益1000万円(前年同期900万円の赤字)
経常利益ゼロ(同1800万円の赤字)
最終利益ゼロ(同1億4900万円の赤字)



 
株式会社メディア工房
https://www.mkb.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディア工房
設立
1997年10月
代表者
代表取締役社長 長沢 一男
決算期
8月
直近業績
売上高17億9800万円、営業損益900万円の赤字、経常損益1800万円の赤字、最終損益1億4900万円の赤字(2020年8月期)
上場区分
東証マザーズ
証券コード
3815
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