アカツキ、3Q(4~12月)決算は売上高2%増、営業益115%増 『怪獣8号 THE GAME』貢献で既存タイトルの減収分をカバー 既存タイトル運営の効率化などで利益率改善

アカツキ<3932>は、2月9日、2026年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、事業ポートフォリオの見直しや既存タイトル運営の効率化により費用が大幅に減少し、大幅な増益を達成した。

■第3四半期決算実績

売上高164億9700万円(前年同期比2.1%増)
営業利益30億6300万円(同115.7%増)
経常利益33億1800万円(同48.6%増)
最終利益28億5600万円(同287.6%増)

■主なセグメントごとの状況

①ゲーム・コミック事業 売上高144億8200万円(前年同期比5.3%減)、セグメント利益33億9100万円(同113.5%増)
既存ゲームタイトルの継続運用において引き続きLTVの最大化に注力していることに加え、2025年8月末には新規ゲームタイトルである『怪獣8号 THE GAME』をリリースした。その『怪獣8号』の3ヵ月間の収益寄与があったものの、既存ゲームタイトルの業績が高水準だった前年同期の実績には届かず前年同期比では減収となった。

一方で、事業ポートフォリオの見直しや既存タイトル運営の効率化により費用が大幅に減少したことで前年同期比では増益となった。

②エンタメ・ライフスタイル事業 売上高14億円(同76.7%増)、セグメント利益2億8500万円(同10.6%減)
オンラインくじ・ECを軸に、企画・開発からサービス運営・サポートまでを一気通貫で提供するマーチャンダイジングソリューションにおいて、オンラインくじ「Slash Gift」が人気IPとの大型案件が好調に推移し高成長を継続した。また、TVアニメ「桃源暗鬼」公式ストアのオープンなどによりサービス領域を拡大した。

ファンエンゲージメント領域では、ファンクラブ運営からマーケティング支援まで手掛ける子会社CRAYONを第1四半期より新たに連結範囲に含め、事業基盤を強化し成長を加速した。

さらに、第2四半期には世界有数のキャンディアーティスト集団であるPAPABUBBLEのM&Aを実行することで新たに連結範囲に含め、同社のライブパフォーマンスによる独自の集客力と当社グループのIPプロデュース力やデジタルの知見を掛け合わせることで強固な事業基盤の構築を推進した。

③AI・DXソリューション事業 売上高6億円、セグメント損益1億1200万円の赤字
第2四半期においてSNSマーケティングやクリエイターエージェンシー、AIソリューションなどのサービスを展開するNateeとその子会社の株式を取得することで子会社化し、新たに連結範囲に含めた。両社の各事業領域の専門性と同社グループのIPプロデュース力を融合させることを図り、事業規模の拡大を推進している。

■通期業績予想は引き続き非開示

2026年3月期通期の業績予想については引き続き非開示。ゲーム・コミック事業の短期的な事業環境が激しく変化する不確定要素が多いことに加え、その他の事業についても積極的に挑戦していく方針であり、適正かつ合理的な数値の算出が非常に困難であるため、としている。

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。

株式会社アカツキ
https://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高236億5200万円、営業利益39億1500万円、経常利益42億3300万円、最終利益16億4600万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
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