ハドソン<4822>が2月2日に発表した第3四半期累計(2010年4-12月期)の連結業績は、売上高110億4900万円(前年同期比10.2%減)、経常利益8億3300万円(同32.6%減)、四半期純利益4億7600万円(同25.4%減)だった。
主力のコンシューマーコンテンツ関連では、「桃太郎電鉄」や「メタルファイトベイブレード」シリーズのほか、「DECA SPORTA」など11タイトルを発売し、売り上げは順調に推移した、としている。ただ、第2四半期までの受託開発の不振や開発費の増加などの影響で、同事業の売上高が前年比3.8%減、営業利益が31.8%減となったようだ。
また、モバイルコンテンツについては、着信メロディや着うたサイトの有料課金者の減少が影響し、売上高は16.3%減となった。モバイルゲームやソーシャルゲーム、スマートフォンアプリ等が寄与し、営業利益は前年比1.1%減にとどまった模様。
2011年3月通期は、売上高170億円(前期比6.0%増)、経常利益120億円(同18.1%増)、当期純利益7億円(同9.2%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハドソン
- 設立
- 1973年5月