タカラトミー<7867>が2月2日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高1251億5900万円(前年同期比12.9%減)、経常利益103億1100万円(同14.0%減)、四半期純利益93億3600万円(同8.3%減)だった。
同社では、海外展開が本格化している現代版ベーゴマのメタルファイト ベイブレードやトミカ、リカちゃんなどの定番商品が売上を順調に伸ばしたものの、前年同期に急増したトランスフォーマー関連商品の売上反動減や子会社におけるテレビゲーム卸の取扱量減少などもあり、減収減益となった。
3月通期は、売上高1700億円(前期比4.9%減)、経常利益108億円(同4.0%増)、当期純利益90億円(同0.2%増)を見込む。
主力グローバル商材であるベイブレードやトランスフォーマー関連商品など、玩具販売のさらなる拡大に注力しており、経費コントロールの徹底も含め概ね計画どおり推移する見込みとしている。