ボルテージ<.3639>が2月3日に発表した第2四半期累計(7-12月期)の業績は、売上高28億7500万円(前年同期比33.9%増)、経常利益3億7300万円(同8.5%増)、四半期純利益2億1500万円(同2.6%増)だった。上半期としては、売上高、利益とも過去最高になるという。
同社では、モバイルコンテンツ事業において、ソーシャルアプリの売上高が会社計画を上回って推移したことが主な要因としている。
主力のモバイルコンテンツ事業では、30歳前後の大人層に向けたコンテンツ制作と集客を行っており、新規コンテンツは、公式サイト4タイトル、ソーシャルアプリ5タイトル、スマートフォン版有料アプリ2タイトルを投入した。その結果、運営中のタイトルは、公式サイト69タイトル、ソーシャルアプリ6タイトル、スマートフォン版有料アプリ2タイトルとなった。売上高27億2500万円。
モバイルコマースは、「恋人ゲーム」のキャラクターを使ったグッズなどの開発・販売を行っており、売上高1億3400万円。その他の事業では、ドラマCD4タイトルをリリースし、売上高1500万円となった。
■6月通期の見通し
6月通期は、売上高62億7000万円(前期比41.3%増)、経常利益7億4700万円(同37.4%増)、当期純利益4億2700万円(同30.0%増)を見込む。
引き続き「恋人シリーズ」に経営資源を集中していく。ソーシャルアプリについては売上高が計画を上回っており、今後も引き続き順調に推移することが見込まれる、としている。
また、下期では投資を増やす予定で、コンテンツ開発に係る外注費、テレビCMを含む広告宣伝費、オフィスの増床などを行うという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639