ngi groupが2月3日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高40億9900万円(前年同期比17.0%減)、経常利益1億7300万円(同9.1%減)、四半期純利益1億3300万円(同72.6%減)だった。
主力のインターネット関連事業が大幅な増益となったものの、投資事業での売上減が減益の要因となった。
セグメント別では、インターネット関連事業では、広告表示回数が40億回を突破した「AD-STA」や、12月に導入件数150件を突破したFringe81の「iogous」など広告関連サービスを中心に業績が伸びた模様。また、「GREE」でソーシャルアプリ「まじょがく」の提供や、ngi ソーシャルコネクトの提供も開始した。セグメントの売上高は32億9900万円(同15.7%減)で、営業利益1億4300万円(同137.5%増)となった。
ベンチャー企業への投資を行うインベストメント&インキュベーション事業では、未来予想の「@Press」が順調に推移したものの、投資事業組合における売上高が減少した。売上高7億7600万円(同23.3%減)、営業利益4億4000万円(同19.5%減)だった。
また、3Dインターネットや「Second TImes」を手がける3Diについては、楽天ブログにアバターコミュニケーションのプラットフォームを提供したほか、NTTドコモに「Moblie AR技術Ver.2」を提供した。売上高3200万円(同56.4%増)、営業損失1億8200万円(前年同期2億1400万円)だった。
■3月通期の予想
3月通期は、売上高57億6000万円(前期比10.7%減)、経常利益2億4000万円(同18.3%増)、当期純利益2億8000万円(同46.2%減)を見込む。計画どおり進捗しているため、業績予想に変更はないとのこと。