カプコン<9697>は、第1四半期(2021年4～6月)の決算を7月29日に発表する予定だ。2021年3月期決算は、売上高が前の期比で16.8％増の953億円、営業利益が同51.6％増の345億円と大幅増益を達成した同社だが、今期はどういったスタートになるのか注目されるところ。
第1四半期の業績見通しは開示しておらず、2022年3月通期のみ開示しており、売上高が前期比4.9％増の1000億円、営業利益が同21.4％増の420億円を見込んでいるという。
今年3月に発売した『モンスターハンターライズ』は早々に全世界累計400万本を突破した後も売れ続けており、5月28日には700万本を突破した。本作を中心とする「リピート販売」が業績面にも大きな影響を与えそうだ。
さらに、今回の決算発表の対象外となるが、新作RPG『モンスターハンターストーリーズ２ ～破滅の翼～』の販売状況についても注目される。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者（CEO） 辻本 憲三／代表取締役社長 最高執行責任者（COO） 辻本 春弘／代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者（CHO） 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円（2023年3月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697