【ハイカジ道】チャットという設定のリアリティーが恐怖を生む『洒落にならない怖いチャット』…会話の流れを読んで友人を救おう

スマートフォン端末の機能を活かした直感的な操作方法、説明を必要としない明快さ、老若男女だれもが楽しめる万国共通のルールなど、ゲームの間口を広げるジャンルとして、スマートフォンアプリ市場において注目されているハイパーカジュアルゲーム。

gamebizでは、各社のハイパーカジュアルゲームにスポットを当てたレビューやインタビューを掲載するコーナー「ハイパーカジュアルゲーム道(ハイカジ道)」を展開している。

今回は、ニュース速報chの『洒落にならない怖いチャット』のレビューをお届けする。

■会話の流れを読んで適切な選択肢を選ぶ緊張感が楽しい『洒落にならない怖いチャット』


前回のハイカジ道でホラー系のタイトルを取り上げたが、今回もそっち寄りのゲームをプレイしてみた。夏だしね!

それが『洒落にならない怖いチャット』。本作は、ホラーチャットミステリーというジャンルのようだ。

ゲームはケース1からスタート。ケースごとに会話の相手とストーリーが異なり、会話を進めていくうちに友人たちが恐ろしい事態に巻き込まれていることをプレイヤーは知ることになるのだ。

プレイ中に流れるBGMもいい感じで不気味な雰囲気を醸し出している。

基本的に、会話相手と自分のチャット画面上でゲームは進んでいく。相手のメッセージを読んだら画面をタップすると返信することができる。

途中、いくつかの選択肢が出てくるので、会話の流れや相手の言葉から最適な返信を選ぼう。

選択した返信が正解ならストーリーが進んでいくので、会話を進めて友人たちを救出するのが目的となる。

逆に、不正解を選ぶとゲームオーバーとなり再挑戦となる。

また、どうしても正解を知りたい場合は動画広告を視聴することで答えがわかる仕組みになっている。

遊んでみて、現実世界でもなじみのあるチャットを題材にしており、そのリアリティーが恐怖感と没入感を生んでいると感じた。

また、選択肢を間違えないようにじっくり会話を読むため、1ケースをクリアするまでの時間はハイパーカジュアルゲームとしてはボリューム多めかと。

まぁ、適切な選択肢を選ぶために会話の流れを把握したり、相手の一言一言に注意するのは楽しいと感じた。

移動中にサクサク遊ぶというより、寝る前などにじっくり遊ぶのがオススメだ。

~『洒落にならない怖いチャット』の魅力~
・知人と実際にメッセージのやりとりをしているかのような没入感
・怖いけど引き込まれるストーリー
・会話の流れや言葉から最適な選択肢を考える楽しさ

~ゲーム内の広告表示(確認できた限りのもの)~

①起動時にホーム画面にバナー広告

②プレイ中は常時画面下段にバナー広告

③正解時、不正解時にバナー広告(動画広告の場合も)

④正解を知りたいときは動画広告を見る

バナー広告は一般的なハイカジゲームと同じような表示頻度。ただ、バナー表示位置がたまにいつもと違う(下段が中央とか)フェイントがあるので少し戸惑った(あくまで個人的な感想)。動画広告も少なからず多からずという印象だった。

© Shizuku Maemura