【ゲーム株概況(8/6)】決算発表で明暗分かれる…スクエニHD、コナミHD、バンナムHDが大幅高 任天堂とKLabが売られる
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8月6日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比91.92円高の2万7820.04円で取引を終えた。引き続き好決算銘柄を物色する流れとなったが、3連休前であることや日本時間の今晩に7月の米雇用統計の発表を控えていることもあり、上値は重かった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、決算発表で大きく明暗が分かれる展開となった。前日5日に第1四半期決算を発表したスクウェア・エニックスHD<9684>とコナミHD<9766>、バンダイナムコHD<7832>がいずれも大幅高した。コナミHDとバンダイナムコHDはその決算内容が素直に評価されたようだ。
一方、スクエニHDは、決算内容自体は大幅な減益だったものの、市場予想を上回ったとの見方から買われたもよう。
そのほか、この日(6日)の前場引け後に第1四半期決算発表を行ったセガサミーHD<6460>も続伸した。
半面、第1四半期決算が2ケタ超の減益となった任天堂<7974>や、今期2度目となる業績予想の下方修正を発表したKLab<3656>が売られた。
また、東京通信<7359>は、発表された業績自体は順調だったものの、通期予想が据え置かれたこともあり、先回り買いに対する利益確定の売り物が先行した。
ほか、ワンダープラネット<4199>の下げがきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359