エクストリーム<6033>は、この日(8月12日)、2021年3月期の第1四半期(2021年4~6月)の連結決算を発表し、売上高17億0600万円(前年同期比8.0%増)、営業利益1億8100万円(同16.2%減)、経常利益1億9300万円(同9.0%減)、最終利益1億4300万円(同9.4%増)だった。
・売上高:17億0600万円(同8.0%増)
・営業利益:1億8100万円(同16.2%減)
・経常利益:1億9300万円(同9.0%減)
・最終利益:1億4300万円(同9.4%増)
デジタル人材事業がゲームを中心に伸びたものの、『ラングリッサー』のロイヤリティ収益が減少となったことが響いた。最終利益が増えたのは、税負担が減ったため。
<デジタル人材事業>
第1四半期累計においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が一巡し、主にゲーム等のエンターテインメント系顧客において新規受注が回復するとともに、既存案件の継続も順調に推移した。なお、稼働プロジェクト数は1,676(前年同期稼働プロジェクト数は1,498)となった。この結果、第1四半期累計における売上高は11億2200万円(同15.3%増)、セグメント利益は2億3200万円(同5.7%増)となった。
<受託開発事業>
第1四半期累計においては、子会社(エクスラボ・EXTREME VIETNAM Co.,Ltd.・EPARKテクノロジーズ)は、受注が想定通り推移した。一方、同社受託開発部門においては一部案件で納品遅延による受注損失が発生したことから、セグメント損失が発生した。この結果、第1四半期累計における売上高は5億9300万円(同4.2%増)、セグメント損失は2800万円(前年同期はセグメント損失4400万円)となった。
<コンテンツプロパティ事業>
第1四半期累計においては、同社がライセンス許諾したスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』の運営により、ライセンス許諾先である香港紫龍互娯有限公司及び上海紫舜信息技術有限公司を通じてゲーム販売額に応じたロイヤルティ収益が発生した。サービス開始から2年半以上が経過したことから、利用者数・課金者数などが緩やかに減少し、前四半期比においてロイヤルティ収益は減少となった。この結果、第1四半期累計における売上高は1億3000万円(同25.9%減)、セグメント利益は1億1300万円(同33.5%減)となった。
■2022年3月通期の見通し
続く2022年3月通期は、売上高70億円(前期比12.3%増)、営業利益3億3000万円(同53.1%減)、経常利益3億5000万円(同53.4%減)、最終利益2億4200万円(同50.6%減)を見込む。
・売上高:70億円(同12.3%増)
・営業利益:3億3000万円(同53.1%減)
・経常利益:3億5000万円(同53.4%減)
・最終利益:2億4200万円(同50.6%減)
通期計画に対する進捗率は売上高24.4%、営業利益54.8%、経常利益55.1%、最終利益59.1%だった。
・売上高:24.4%
・営業利益:54.8%
・経常利益:55.1%
・最終利益:59.1%
会社情報
- 会社名
- 株式会社エクストリーム
- 設立
- 2005年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高102億1700万円、営業利益10億9700万円、経常利益14億4800万円、最終利益10億3400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 6033