ガンホー、第2四半期(1~6月)決算は2ケタ超の増収増益に 国内で『ラグナロクオリジン』、海外は東南アジアで『Ragnarok X:』のサービスを6月に開始
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ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、8月13日、2021年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、各ゲームのMAU(月次アクティブユーザー数)の維持・拡大やゲームブランドの強化に取り組んできた結果、増収増益を達成した。
売上高510億3600万円(前年同期比21.0%増)
営業利益172億2500万円(同39.5%増)
経常利益176億8200万円(同41.7%増)
最終利益132億7800万円(同66.4%増)
既存ゲームは、『パズル&ドラゴンズ』において、引き続き長期的に楽しんでもらうことを主眼に、新ダンジョンなどの追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボなど、継続的にアップデートおよびイベントを実施し、MAUは引き続き堅調に推移した。
昨年6月にサービスを開始したNintendo Switch向けゲーム『ニンジャラ』は、コラボイベントやオンライン大会の実施、新マップや新武器の実装、幅広いクロスメディア展開の実施、グッズの販売など、ユーザー層の拡大に引き続き取り組み、今年5月15日に世界累計700万ダウンロードを突破した。
新作は、スマホ向けMMORPG『ラグナロクオリジン』を6月28日に日本でサービス開始した。サービス開始の初日に、App StoreとGoogle Playの無料ランキングで1位を獲得するなど、ユーザー数は順調に拡大している。
子会社の事業は、GRAVITYおよびその連結子会社が配信しているRagnarok関連タイトルは継続的なアップデートおよびイベントの開催により、MAUは引き続き堅調に推移した。また、2020年10月に台湾、香港、マカオでサービスを開始したスマホ向けゲーム『Ragnarok X: Next Generation』は、2021年6月18日より東南アジアにて新たにサービスを開始し、好調な売上を記録している。
なお、2021年12月期通期の連結業績予想は非開示。同社は、コンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765