マイネット、6月中間決算は営業利益37%減の4億4500万円 超大型タイトルの影響や巣ごもり特需の終焉、新規獲得の遅れで

マイネット<3928>は、この日(8月13日)、2021年12月期の6月中間期の連結決算を発表し、売上高55億6000万円(前年同期比7.0%減)、営業利益4億4500万円(同37.7%減)、経常利益4億3700万円(同38.2%減)、最終利益3億2800万円(同36.5%減)と大幅減益となった。ただ、減益となったものの、6四半期連続の黒字を達成した。

 

・売上高:55億6000万円(同7.0%減)
・営業利益:4億4500万円(同37.7%減)
・経常利益:4億3700万円(同38.2%減)
・最終利益:3億2800万円(同36.5%減)

 

 

他社超大型タイトルの影響による一時的な市場規模の縮小及び巣ごもり特需の終了による既存タイトルの落ち込みと、新規獲得の遅れにより、前年同期比減収減益となった。一方で中長期では国内スマートフォンゲーム市場は伸び続けており、同社のターゲット市場規模も順調に拡大するものと想定している。同社においても、競争力・渉外力を強化しながら、新規獲得のマネジメントに注力していく。

また、第2四半期において、1タイトルの仕入と3タイトルのエンディングを行い、2021年6月末時点での運営タイトル数は33となっている。

クラブ運営DX事業では、FC琉球の物販・ファンクラブ事業において、デジタルインフラの構築、業務フローの全体最適化によって、早くも順調な成果が発現している。

ファンタジースポーツにおいては、2021年6月に現実連動型ゲーム「プロ野球#LIVE2021」をローンチし、同社の想定以上に順調な立ち上がりを記録している。今後KPIの分析・検証を行い、競技軸での横展開を進行しながらNFTをはじめとする領域の開拓を行い、今後の事業展開を加速していく。

 

■2021年12月通期の見通し

続く2021年12月通期は、売上高116億円(前期比0.6%増)、営業利益7億5000万円(同33.9%減)、経常利益7億円(同37.3%減)、最終利益6億5000万円(同42.5%減)を見込む。

 

・売上高:116億円(同0.6%増)
・営業利益:7億5000万円(同33.9%減)
・経常利益:7億円(同37.3%減)
・最終利益:6億5000万円(同42.5%減)

 

 

通期計画に対する進捗率は売上高47.9%、営業利益59.3%、経常利益62.4%、最終利益50.5%となっている。

・売上高:47.9%
・営業利益:59.3%
・経常利益:62.4%
・最終利益:50.5%

株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長CEO 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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