東映アニメーション<4816>は、第1四半期(21年4~6月)の海外版権売上高で「スラムダンク」が前年同期比で倍増の6億0500万円だったことを明らかにした。同タイトルは、2021年3月期において23億1600万円の売上を記録したが、引き続き順調に推移しているようだ。
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>と共同で展開している『スラムダンク』の売上が寄与したものと見られる。ゲームアプリは、DeNAの中国法人と東映アニメが共同で開発・運営を行っている。
ゲームアプリは、中国本土を皮切りに台湾・香港・マカオや韓国、東南アジア、南米・欧州でも展開しており、人気を集めている。新作映画が2022年秋に公開となる予定で、ゲームにもポジティブな影響を与えそうだ。
四半期別の売上高の推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816