【ゲーム株概況(8/26)】電通とNFT関連サービスを共同開発のオルトプラスとアクセルマークがともにS高 ケイブは商いを伴って大幅続伸 任天堂は5日ぶりに反落
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8月26日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら反発し、前日比17.49円高の2万7742.29円で取引を終えた。前日の米国市場の上昇を受けて、国内市場も朝方から買いが先行したものの、その後のエネルギーには欠け、前日終値を挟んだ水準でのもみ合い推移となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、オルトプラス<3672>とアクセルマーク<3624>がストップ高した。両社は、前日8月25日に電通と3社共同でアニメなど映像作品IPの動画をNFTトレーディングカードとして発行するサービスの企画、開発を推進すると発表したことが市場の注目を集めているようだ。
また、ケイブ<3760>が商いを伴って大幅続伸し、一時1300円台に乗せる場面もあった。ケイブは、前日もストップ高の要因となった台湾の子会社の9月の新規事業開始が引き続き材料視されているもよう。
ほか、東映アニメ<4816>やアエリア<3758>、ワンダープラネット<4199>なども買われた。
東海東京証券が目標株価を引き下げつつも、投資判断「アウトパフォーム」を継続したバンダイナムコHD<7832>はしっかり。
半面、シリコンスタジオ<3907>やバンク・オブ・イノベーション<4393>などが安く、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「アンダーウェイト」を継続し、目標株価を44000円から25000円に引き下げた任天堂<7974>も5日ぶりに反落した。
主力株では、グリー<3632>やガンホー<3765>、DeNA<2432>がさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974