ポールHD、音響制作のデルファイサウンドをマーベラスより2億3000万円で買収

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>は、この日(8月27日)、連結子会社であるエンタライズが音響制作やレコーディングスタジオ運営のデルファイサウンドの全株式(1万0500株)を取得して完全子会社化すると発表した。デフファイサウンドは、マーベラス<7844>の子会社で、取得価額は2億3000万円となる。譲渡実行日は8月31日となる予定だ。

エンタライズは、ゲームに特化したローカライズサービスのリーディングカンパニーとして、翻訳、音声収録、QA 等のローカライズに関わる様々なサービスをワンストップで提供しており、数百タイトルを手掛けてきた実績と経験に基づく的確なプロデュースとプランニング力を強みとしている。

デルファイサウンドは、2005年に設立した会社で、多様化するメディアの音周りに関するあらゆるニーズに応えることを使命としている。同社は音楽のレコーディング、トラックダウンや、アニメーション、外画、ドラマ CD の音響制作等のスタジオ業務に加えて、主題歌、BGM 等の作曲から原盤制作、ゲームのサウンド制作、音声収録等、幅広いニーズに対応している。

同社のレコーディングスタジオ運営、音響制作等の実績、経験とエンタライズのプロデュース・プランニング力を融合させることで、音声収録に関する対応能力が大幅に向上する。

また、グループとして、デバッグ・検証事業やネットサポート事業における「ワンストップ・フルサービス」にデルファイサウンドの音響制作を加えることで、ゲーム、ネットビジネスのBPO事業者として、より利便性の高いサービスを開発、提供し、受注拡大、企業価値向上を図る、としている。