LINE BITMAX Wallet、「NFTマーケットβ」で二次流通時のコンテンツ料が設定可能に



LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVCは、9月17日、LINEのデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」内の「NFTマーケットβ」で、IPホルダーやクリエイターが発行したNFTアイテムにコンテンツ料を設定することが可能となった。

この度、IPホルダーやクリエイターが発行するNFTアイテムに手数料となるコンテンツ料を設定することが可能になった。

これにより、IPホルダーやクリエイターは、発行したNFTが「NFTマーケットβ」においてユーザー間で売買される度に、永続的に収益の一部を受けることができる。

また、本日、NFTマーケットの出品アイテムをサービスごとにまとめて見ることができる機能追加も行った。今後もユーザビリティの高いUI/UXの提供を目指し、改善を行っている。なお「NFTマーケット」正式版は、より機能を充実させた形で年内に提供を開始する予定。

LINEでは、2018年4月のLINE Blockchain Lab設立以降、様々なブロックチェーン事業に取り組んでいる。ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」では、開発者が簡単にLINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」上でNFTアイテム等のトークンを発行し、サービス構築できる環境を提供している。

また、「LINE BITMAX Wallet」では、LINEアカウント一つで 「LINE Blockchain」基盤のNFTアイテムを含むデジタルアセットの管理が可能となり、ユーザーは秘密鍵の管理なしにブロックチェーンサービスを利用することができる。企業は、「LINE Blockchain Developers」を通じて発行したトークンをLINEアカウントと紐づく「LINE BITMAX Wallet」で管理・連携させることで、LINEのユーザー基盤を活かしたサービスの構築が可能となる。