【ゲーム株概況(10/14)】1Q決算の内容が嫌気されたケイブが3日続落 ワンダープラネットは自社株買い、配当実施を発表も売られる
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10月14日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比410.65円高の2万8550.93円で取引を終えた。衆議院の解散総選挙で具体的な政策が浮上することへの期待に加え、米国市場でハイテク株が買われたことも追い風となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ビットコイン市場の上昇を背景にネクソン<3659>が2000円大台回復を目前にとらえてきたほか、グリー<3632>が一時900円台に乗せるなど8連騰した。
先日12日に韓国の総合エンターテインメント企業であるCJ ENMと、グローバル市場向けコンテンツの共同企画・製作に関する戦略的な業務提携協定を締結したことを明らかにした東映アニメ<4816>は、4日ぶりに反発した。
半面、岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を2万5000円から3万円に引き上げたSHIFT<3697>は、前日急騰していたこともあり、この日は反落した。
また、前日13日に発表した第1四半期決算が2010年以降で最も厳しい数字となったケイブ<3760>は、下げ幅を拡大して3日続落した。
ワンダープラネット<4199>は、決算発表と同時に自社株買いや配当の実施も発表したものの、3日続落とさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199