【決算プレビュー】任天堂、9月中間決算を11月4日に発表 第1四半期は前年の反動減で減収減益

任天堂<7974>は、2022年3月期の9月中間決算を11月4日に発表する予定だ。同社は、9月中間期の予想は開示しておらず、2022年3月通期の計画のみ開示している。Nintendo Switch(有機ELモデル)が好調な滑り出しと伝えられているが、こちらは10月8日発売となる(関連記事)。

第1四半期(21年4~6月)決算を振り返ると、売上高3226億4700万円(前年同期比9.9%減)、営業利益1197億5200万円(同17.3%減)、経常利益1286億1000万円(同14.4%減)、最終利益927億4700万円(同12.9%減)と減収減益だった。

・売上高:3226億4700万円(同9.9%減)
・営業利益:1197億5200万円(同17.3%減)
・経常利益:1286億1000万円(同14.4%減)
・最終利益:927億4700万円(同12.9%減)

前年同期は、『あつまれ どうぶつの森』(20年3月発売)がハード、ソフトの販売を大きくけん引していたこともあり、その反動減があったという。

『New ポケモンスナップ』や『マリオゴルフ スーパーラッシュ』などミリオンタイトルが複数出たものの、ハードは同21.7%減の445万台、ソフトは同10.2%減の4529万本だった。

続く2022年3月通期は、売上高1兆6000億円(前期比7.8%増)、営業利益5000億円(同2.6%増)、経常利益4800億円(同4.3%減)、最終利益3400億円(同32.0%減)を見込む。

・売上高:1兆6000億円(同7.8%増)
・営業利益:5000億円(同2.6%増)
・経常利益:4800億円(同4.3%減)
・最終利益:3400億円(同32.0%減)

計画に対する進捗率は、売上高20.2%、営業利益24.0%、経常利益26.8%、最終利益27.3%となっている。

・売上高:20.2%
・営業利益:24.0%
・経常利益:26.8%
・最終利益:27.3%

任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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