東映アニメ、第2四半期(4~9月)決算は売上高21.6%増、営業益48.6%増 売上高・利益ともに上半期として過去最高に 海外版権事業や国内外での映像配信事業が好調

  • 東映アニメーション<4816>は、10月25日、2022年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、収益性の高い海外版権事業や国内外での映像配信事業が好調に推移し、売上高・利益ともに上半期として過去最高を記録した。

    売上高297億4000万円(前年同期比21.6%増)
    営業利益111億3800万円(同48.6%増)
    経常利益110億8200万円(同45.0%増)
    最終利益81億4400万円(同45.4%増)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①映像製作・販売事業…売上高117億8300万円(前年同期比24.0%増)、セグメント利益46億1300万円(同78.9%増)
    劇場アニメ部門は、3月に「映画ヒーリングっど ♥ プリキュア」、6月に「ジャーニー」、8月に「東映まんがまつり」を公開した。新型コロナウイルス感染拡大による影響や、前年同期に「美少女戦士セーラームーンEternal」など複数作品の製作収入を計上した反動減から、大幅な減収となった。

    テレビアニメ部門は、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」「トロピカル~ジュ!プリキュア」「ワンピース」「デジモンアドベンチャー:」「おしりたんてい」「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の6作品を放映した。放映本数が増えたことなどにより、前年同期と比較して大幅な増収となった。

    コンテンツ部門は、前年同期好調に稼働した劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」のブルーレイ・DVDの反動減により、大幅な減収となった。

    海外映像部門は、これまで分割計上されていた中国向け大口映像配信権売上の大部分が一括計上となったことから、大幅な増収となった。

    その他部門では、国内の映像配信権販売が好調に稼働したことから、大幅な増収となった。

    ②版権事業…売上高167億3300万円(同21.2%増)、セグメント利益83億7700万円(同24.1%増)
    国内版権部門は、「ワンピース」などの商品化権販売が好調に稼働したものの、「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売が前年同期の勢いには至らなかったことから、大幅な減収となった。

    海外版権部門は、「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売や「スラムダンク」のアプリゲームに加え、「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」「デジモンアドベンチャー」シリーズの商品化権販売が好調に稼働したことから、大幅な増収となった。

    ③商品販売事業…売上高9億7800万円(同3.4%増)、セグメント損益1億800万円の赤字(前年同期1億6300万円の赤字)
    商品販売部門は、中国において電子取引を中心とした商品販売が好調に推移したことから、増収となった。

    ④その他事業…売上高2億7900万円(同21.8%増)、セグメント損益1億5700万円の赤字(前年同期7200万円の赤字)
    その他部門は、催事イベントやキャラクターショーなどを展開した。「プリキュア」シリーズの催事が健闘し大幅な増収となりましたが、新型コロナウイルスの影響の長期化による複数の催事イベントの規模縮小により、全体の収益性は低下した。

    ■通期利益予想を上方修正
    なお、2022年3月期通期の連結業績予想については、利益率が高い海外版権事業での商品化権販売が好調に推移していることなどにより、各利益項目の予想を上方修正している。

    売上高510億円(前期比1.2%減)
    営業利益110億円→145億円(同6.5%減)
    経常利益113億円→148億円(同7.7%減)
    最終利益76億円→102億円(同7.8%減)

東映アニメーション株式会社
http://corp.toei-anim.co.jp/

会社情報

会社名
東映アニメーション株式会社
設立
1948年1月
代表者
代表取締役社長 高木 勝裕
決算期
3月
直近業績
売上高515億9500万円、営業利益155億300万円、経常利益160億4000万円、最終利益110億6700万円(2021年3月期)
上場区分
JASDAQ
証券コード
4816
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