SEH&I、第2四半期(4~9月)決算は売上高19.8%増、営業益78.7%増 主力の出版事業をはじめ各事業ともに増収増益に
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SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478>は、10月26日、2022年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、各事業ともに増収増益となり、大幅な増収増益で着地した。
売上高34億3100万円(前年同期比19.8%増)
営業利益7億2200万円(同78.7%増)
経常利益7億1900万円(同75.0%増)
最終利益4億7600万円(同90.4%増)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①出版事業…売上高21億4600万円(前年同期比20.0%増)、セグメント利益6億4300万円(同44.5%増)
既刊書籍販売、Webメディア、イベントおよび電子書籍各事業売上が期を通じて好調だった。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高6600万円減少し、セグメント利益は100万円増加している。②コーポレートサービス事業…売上高3億2200万円(同19.7%増)、セグメント利益1400万円(前年同期2600万円の赤字)
前連結会計年度後半からの業績回復基調を維持し、主要顧客中心に一定の受託案件が確保できたほか、コスト削減効果も奏功した。③ソフトウェア・ネットワーク事業…売上高4億3800万円(同22.1%増)、セグメント利益4500万円(同297.4%増)
ゲーム・アプリ受託開発事業、既存ゲームコンテンツ売上およびソリューション事業などが期初から引き続き好調に推移した。④教育・人材事業…売上高4億3300万円(同14.9%増)、セグメント利益1億3200万円(同78.5%増)
オンライン研修を中心としたIT人材研修事業および医療関連人材紹介事業ともに総じて好調に推移した。⑤投資運用事業…売上高9000万円(同30.4%増)、セグメント利益7100万円(同102.0%増)
有価証券投資運用額増加や景気回復に伴う増復配などにより配当金収入が増加し、事業環境が概ね良好に推移した。■通期予想は10月21日に上方修正を実施
なお、2022年3月期通期の業績予想については、10月21日に予想の上方修正を既に実施しており、以下のとおり。売上高66億円(前期比4.5%増)
営業利益10億4000万円(同12.5%増)
経常利益10億4000万円(同15.4%増)
最終利益6億7000万円(同16.9%増)
会社情報
- 会社名
- SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)