ボルテージ<3639>は、2022年6月期の第1四半期(21年7~9月)の決算を11月5日に発表する。同社は業績予想を開示していない。合理的な業績予想数値の算定が困難であることを理由としてあげている。
直近の21年6月期の第4四半期(21年4~6月)の決算を見ると、売上高19億6200万円(前四半期比16.5%増)、営業利益1800万円(前四半期は2900万円の損失)、最終利益4300万円(同1700万円の損失)だった。
・売上高:19億6200万円(同16.5%増)
・営業利益:1800万円(同2900万円の損失)
・経常利益:2900万円(同300万円の損失)
・最終利益:4300万円(同1700万円の損失)
以前の水準にはまだ及ばないが、連続で営業損失を記録した一時の不振からは立ち直ったようだ。
同社では、日本語女性向けのタイトルが復調したほか、電子書籍や動画、リアルイベントなどの新分野が伸びた、としている。また舞台公演の助成金収入も計上されたとのこと。
今期は、主力の日本語女性向けへの再成長に取り組むとともに、急成長中の電子書籍「ぼるコミ」と、累積黒字となったNintendo Switch向けタイトルなど新分野への投資も行っていく、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639