アクセルマーク、21年9月期の決算は営業益200万円と黒字転換 広告事業が過去最高売上、構造改革によるコスト抑制も奏功 債務超過解消でGC注記も解消に

アクセルマーク<3624>は、2021年9月通期の決算を発表し、売上高26億5500万円(前の期比4.6%減)、営業利益200万円(前の期は6億5300万円の損失)、経常利益4100万円(同6億2400万円の損失)、最終利益7400万円(同8億2500万円の損失)と減収・黒字転換を達成した。

広告事業が過去最高の売上高を更新したことに加えて、各種コスト抑制策が奏功し、第2四半期以降は継続的に営業黒字を計上した。また新株予約権による資金調達に伴う債務超過の解消に伴い、第3四半期段階で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載(GC注記)を解消した。

・売上高:26億5500万円(同4.6%減)
・営業利益:200万円(同6億5300万円の損失)
・経常利益:4100万円(同6億2400万円の損失)
・最終利益:7400万円(同8億2500万円の損失)

 

前の期より進めてきた事業構造の転換、全社費用の削減などによる収益基盤の再構築に取り組み、通期での黒字転換を目指して事業を展開してきた。広告事業はインターネット広告需要の拡大を背景として、過去最高の売上高を更新した。第1四半期でコスト抑制施策が完了したことで、第2四半期以降は、コスト抑制効果と広告事業の堅調な推移などにより、各四半期会計期間において継続的な営業利益が計上できるようになった。

財務面では、4月に第2回無担保転換社債型新株予約権付社債及び第23回新株予約権を発行し、その後これらの一部が行使したことにより、9億6500万円の資金を調達するとともに、資本金及び資本準備金が増加したことで債務超過が解消した。

営業黒字転換と財務基盤の強化が図られたことにより、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況は解消したと判断し、当事業年度の第3四半期末において、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消している。

経常利益は、保有する暗号資産などにかかる暗号資産評価益を営業外収益として計上したことなどにより4100万円となった。最終利益は第2回無担保転換社債型新株予約権付社債及び第23回新株予約権の発行に係る払込みについては、金銭による払込みに代えて、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債が出資したため、発行価額の差額を社債償還益として特別利益に計上したことなどにより7400万円となった。

各セグメントの業績は、次のとおり。

(広告事業)
広告事業の売上高は26億0400万円、セグメント利益は1億2600万円となった。アドネットワーク「ADroute」や運用代行サービス「トレーディングデスク」は、コロナ禍におけるインターネット利用時間の増大に伴うデジタルコンテンツの消費拡大やEC関連サービスの利用拡大に伴う広告需要を取り込み、過去最高の売上高を更新した。

(その他事業)
その他事業の売上高は5100万円、セグメント損失は1900万円となった。その他事業では、ブロックチェーンゲーム配信及び他社からのシステム開発の受託等が含まれている。ブロックチェーンゲーム関連では、OneSports(オルトプラスの子会社)とプロスポーツリーグのライセンスを使用するブロックチェーンゲームや動画NFTトレーディングカードサービスの企画、開発を推進している。


■2022年9月期の業績見通し

続く2022年9月期の業績は、売上高30億円~34億円(同12.9%増~28.0%増)、営業利益5000万円の損失5000万円(同200万円の利益)、経常利益4900万円の損失5100万円(同4100万円の利益)、最終利益5100万円の損失4200万円(同7400万円の利益)を見込む。

・売上高30億円~34億円(同12.9%増~28.0%増)
・営業利益:5000万円の損失5000万円(同200万円の利益)
・経常利益:4900万円の損失5100万円(同4100万円の利益)
・最終利益:5100万円の損失4200万円(同7400万円の利益)

アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
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