ネクソンの開発スタジオのEmbark、AAAタイトル『Pioneer』をはじめ『Discovery』『クリエイティブ・プラットフォーム』を開発中　欧州・北米での立て直しを狙う

ネクソン<3659>は、スウェーデンのゲーム開発スタジオで、パトリック・ソダーランド氏率いるEmbark Studiosで3タイトルの開発を行っていることを明かした。韓国や中国に比べて、北米と日本、欧州の収益性は低い状態にあるが、EmbarkのAAAクラスの品質のタイトルを提供し、北米と欧州の立て直しを狙っていく。現在、スタジオには250人以上のゲーム開発者が在籍しているという。

■コードネーム『Pioneer』
こだわり抜いたAAAクラスの品質と基本プレイ無料モデルを両立する作品で、2022年リリース予定。息を飲むような高解像度で没入感のあるバーチャルワールドを舞台とし、機械学習を応用した非常に高度な技術を駆使することで、革新的かつ魅力的な、そして予想のできないゲームプレイを作り出している。

■コードネーム『Discovery』
基本プレイ無料のチーム形式のFPS。ダイナミズム、フィジカリティ、ディストラクションといった要素を中心に据えている。配信日は未定だが、2022年により多くの情報を公開する予定。

■クリエイティブ・プラットフォーム
同社では、ゲーム会社だけでなくすべての人が共有可能でインタラクティブな体験を創り出せるようになることが、ゲームの未来であるという確信から開始したという。誰もが、自分のゲームを作り、プレイしたり編集したり、他のプレイヤーと共有できる、永続的かつ生き生きとしたバーチャルワールドを作り出せる。『Roblox』をイメージすれば良さそうだ。