音声合成のエーアイ、22年3月通期の営業利益を3億2000万円から8000万円に下方修正 法人向け案件が想定下回る

エーアイ<4388>は、12月8日、2022年3月通期の業績予想の下方修正を行い、売上高7億2200万円(前回予想10億円)、営業利益8000万円(同3億2000万円)、経常利益7500万円(同2億9000万円)、最終利益5600万円(同2億1000万円)と売上高を引き下げ各利益項目をそれぞれ引き下げた。

・売上高:7億2200万円(前回予想10億円)
・営業利益:8000万円(同3億2000万円)
・経常利益:7500万円(同2億9000万円)
・最終利益:5600万円(同2億1000万円)

従来予想からの修正率は、売上高27.8%減、営業利益75.0%減、経常利益74.1%減、最終利益73.3%減となっている。

・売上高:27.8%減
・営業利益:75.0%減
・経常利益:74.1%減
・最終利益:73.3%減

コンシューマー向け製品及び法人向けサービスについては変更はないものの、法人向け製品については以下のように予測を下回る見込みになった、としている。

・「AITalk声の職人」「AITalk声プラス」については、10月以降、下期の販売拡大に向けて活動を続けているが、11月末時点の推移をもとに将来予測を修正することとした。
・ 防災関連については、過去の実績より、下期(特に第4四半期)偏重になるものと見込んでいたが、「緊急防災・減災事業債」における地方交付税措置が、当初令和2年度までとされていたことに伴い、案件が前期、前々期に集中し、当期はその反動で、第4四半期においても、多くの案件が見込めないと判断した。
・ 受託案件については、過去実績より、第3四半期に案件が確定し、第4四半期に納品が集中する傾向にあるが、当期では大型案件が終了し、第4四半期の納品案件がほぼ確定した。

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