サイバーエージェント、21年9月期の研究開発費は28%増の60億円と過去最高 コンソール機向けゲーム開発に充当 『グランブルーファンタジー Relink』など開発中
サイバーエージェント<4751>は、2021年9月期における研究開発費は、前の期比で28.1%増の60億2000万円だったことを明らかにした。過去最高となった。その使途は主にコンソール機向けゲームコンテンツの開発になっているとのこと。大ヒットが続々生まれているサイバーエージェントゲーム事業だが、開発投資を引き続き強化している。
サイバーエージェントのコンソール期向けゲームというと、Cygamesが開発している『グランブルーファンタジー Relink』や『Project GAMM』『Project Awakening』がそれに該当すると見られる。先日の「グラブルフェス」で『グランブルーファンタジー Relink』の新しいティザートレイラーが公開となったが、開発は着々と進行しているようだ。
なお、ゲーム事業の売上高に対する研究開発費の比率をみると2.3%となり、前の期の3.0%から低下した。これは別に研究開発費を抑制しているわけではなく、分母である売上高が『ウマ娘プリティーダービー』の大ヒットで急拡大したためであろう。
© Cygames, Inc
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751