任天堂の決算説明資料より…デジタル売上高は9.4%増の4433億円と過去最高を更新 『ポケモンSV』などの追加コンテンツが好調 円安で外貨建て売上高も増加
-
任天堂<7974>は、5月7日、2024年3月期の連結決算を発表するとともに決算説明資料を公開した。今回はその中から同社のデジタル売上高の状況を見てみたい。
同社の2024年3月期のデジタル売上高は、前々期比9.4%増の4433億円となり、過去最高を更新した。これは、Nintendo Switch Onlineや『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』『マリオカート8 デラックス』『スプラトゥーン3』などの追加コンテンツによる売上が好調に推移したことに加え、為替が円安に推移したことで外貨建ての売上高が増加したことも影響している。
なお、ゲーム専用機のソフトウェア売上高に占めるデジタル売上高の比率は50.2%となり、前々期の48.2%から2ポイントのプラスとなった。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974