アカツキ<3932>は、ウェブトゥーンのコミックアプリ運営事業への参入と、ウェブトゥーンに特化した配信アプリ「HykeComic(ハイクコミック)」を2022年春にサービス開始することを発表した。
「HykeComic」のグローバルでのサービス開始を視野に、国産ウェブトゥーンの制作体制や企業投資によるコンテンツパートナーとの関係性の強化を図ってきた。来春のリリース時点では、自社完全オリジナルの新作含む、国内外の様々なパートナー作品を取り扱っていく。コンテンツパートナーの募集を行っているそうだ。
韓国の大手IT企業を中心に世界規模で成長を続けているウェブトゥーンは、日本でも急速に拡大している。翻訳した海外のウェブトゥーンが手軽に読めるようになり、ウェブトゥーン原作の映像化も加速する中、エンターテインメント業界でウェブトゥーンの存在感が高まっている。このトレンドは今後、アジアだけでなく欧米も含め、世界的に拡大を続けると予測しているという。
■ アカツキ代表取締役CEO 香田哲朗氏 メッセージ
ウェブトゥーン事業の本格始動をようやく発表できるはこびとなりました。 これまで、 パートナー企業様とウェブトゥーンについてディスカッションを重ねたり、 作品やアプリ開発を準備する中で、 アカツキのウェブトゥーン事業への解像度が高まってきました。 改めて「日本のクリエイターのポテンシャルを世界に届けたい」という思いを強くし、 この領域の可能性に賭けていきたいです。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932