2022年 年頭所感(GMOコイン株式会社 石村 富隆社長)



GMOコインは、1月4日、2022年 年頭所感を公開した。

<以下、年頭所感より>

新年、あけましておめでとうございます。

皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

2021年は、まさにwithコロナの世界が到来したといえる1年で、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴うリモートワークの導入等、新たな生活様式が定着した1年となりました。足元ではオミクロン株の感染拡大の懸念など、先行きの不透明感が拭えない状況には変わりはありませんので、引き続きできる限りの対策を行ないつつ事業を推し進めてまいる所存です。

2021年の暗号資産業界について、300万円台からスタートしたビットコインは4月中旬まで順調に推移し、一時700万円まで上昇しました。その後は軟調な相場となり7月に掛けて300万円程度まで再び下落した後上昇基調となり、11月には700万円を超え史上最高値を更新するなどマーケット全体が拡大した1年となりました。

また、アメリカの暗号資産交換業者であるコインベースのNASDAQ上場、カード決済大手ビザの暗号資産決済に関する報道、エルサルバトルのビットコインの法定通貨採用、テスラ社でのビットコイン購入、米国でのビットコイン先物ETFの承認など、暗号資産のユースケースの拡大などを受けて、暗号資産に対する認知度が更に広がった年になったのではないかと考えております。

GMOコインの2021年の活動としては、サービス開始4周年を迎え、新たにクアンタム、エンジンコイン、ポルカドット、コスモス、シンボル、モナコインという6銘柄の取り扱いを開始し、「法人顧客の取引拡大」「ステーキングサービス開始」「最短10分での口座開設の24時間365日化」「つみたて暗号資産サービスの毎日プラン提供」「ウォレットアプリのバージョンアップ」「スギちゃんを起用したTVCM放映」「コーポレートサイトのリニューアル」など、各種サービスの拡充を進めました。

その結果、2021年4月、5月、11月の取引所取引におけるビットコイン出来高(差金決済/先物取引を含む)が、国内No.1となるなどより多くのお客様に当社サービスをご利用いただき、また、2021年4月1日に発表された「2021年 オリコン顧客満足度®調査 暗号資産取引所 現物取引」において、総合第1位を獲得するなど、当社の取り組みに評価をいただいた1年となりました。

今後も更にサービスの多様性を広げることによって、より幅広い多くのお客様に、安心してお取引いただける環境作りに今後も一層努めてまいります。

2022年は、暗号資産が更に日常に浸透する年になり、日本だけではなく全世界で暗号資産に関する議論が活発になる1年になるのではないかと考えております。日本国内においては、暗号資産に対する金融商品取引法などが施行されて2年が経過し、また、FATF勧告等に伴うトラベルルール対応など新たな規制も導入される見込みです。GMOコインは、単に法令に従ったサービスを提供するということに留まらず、サービス開始当初から最優先事項としている『安心・安全』な取引環境を提供すると共に、商品・サービスの拡充を図り、より良い取引環境の整備・提供に努め、多くの皆様にお選びいただけるサービスの提供に努めてまいります。

本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様のご健康とご多幸をお祈りして、新年のご挨拶とさせていただきます。

GMOコイン株式会社 代表取締役社長
石村 富隆


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