サイバーエージェント、第1四半期のゲーム事業の営業益は15.1倍の171億円 「『ウマ娘』は一時の流行で終わるのが怖かったが、高い水準で安定している」(藤田晋社長)
サイバーエージェント<4751>は、この日(1月26日)開示した第1四半期の連結決算で、ゲーム事業の売上高が前年同期比94.7%増の583億円、営業利益が同15.1倍(1405.7%増)の171億円だったと発表した。『ウマ娘 プリティーダービー』が大きく貢献した。
オンラインで開催した決算説明会で、藤田晋社長は、「大ヒットした『ウマ娘』が一時的な流行で終わることが最も恐れていたシナリオだったが、(ボラティリティが減り)高い水準で安定してきている」とコメントした。
そして、次の四半期である2月には『ウマ娘』がいわゆる「周年」を迎えることになるため、再び売上と利益が大きく伸びそうだが、「長く愛されるタイトルとしてしっかり運営していきたい」と述べるにとどめた。
なお、今後の新作タイトルについては、ジークレストの新作『夢職人と忘れじの黒い妖精』を2月にリリースするほか、有力IPタイトルの準備を進めている。アプリボットが『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』、サムザップが『呪術廻戦 ファントムパレード』、GOOODROIDが『東京リベンジャーズ(タイトル未定)』が錚々たる顔ぶれだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751